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山形ビエンナーレ2024 in蔵王。閉幕。ありがとうございました。

山形ビエンナーレ2024 in蔵王。

(8/31-)9/1-9/16をもってついに閉幕しました。


ホッとしたと共に、脱力しながら、私も蔵王から軽井沢に戻りました。

スーツケースや衣類からは、蔵王の硫黄臭が溢れています。

懐かしさは嗅覚からも感じられるものです。

身体には、1900年!の歴史を持つ湯治場でもある蔵王温泉の燃えるような地球のエネルギーが、ふつふつと残っています。


1年以上?かけて準備してきた芸術祭も、2週間ほどで夢のように消えて行く。無常こそ、日本の美学です。


「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」

(『方丈記』鴨長明)



芸工大での一点集中の高密度の展示と、蔵王エリアを歩きながら巡る展示。

屋内と屋外の二つの世界との呼応。


蔵王での展示は、未明→朝→昼→夜、と、意識状態を巡るようにして作られた空間と時間構成。
















意識と無意識をつなぐように散りばめられた詩人、歌人の言葉の数々。

すぐには分からなくとも、読み手の無意識世界の中へと種のように付着し、夢の中で発芽する不思議。











色々な方に山形や蔵王までお越しいただき、ありがとうございました。

直接お礼できなかった方もご案内できなかった方も、非礼を感じると共に、本当にありがとうございました!


私も蔵王に滞在しながら、水や温泉と友達になれたことが、本当に心地よい滞在でした。




















































































































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