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千里の浜 みなべ温泉 鶴の湯温泉(和歌山県みなべ町)

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 7月27日
  • 読了時間: 3分

千里の浜。


和歌山県みなべ町にある海岸。

熊野古道のなかで、唯一、海辺を歩くところらしい。美しい砂浜。

熊野古道を歩いていて、森の中からこの潮(塩)の香りを嗅ぐと、意識がめくりかえるだろうなぁ、と。

美しい砂浜は、本州でも有数のウミガメの産卵地(自然保護のため、産卵を見たい方はみなべ町教育委員会へ許可申請が必要)。

竜宮城に連れていかれそうな。タイムトリップするような場所だった。今度は熊野古道を歩こう(元山岳部だが、コロナを経て運動不足中)。


千里の浜

和歌山県日高郡みなべ町山内259



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みなべ温泉。

国民宿舎(紀州路みなべ)にある温泉。

断崖絶壁にあるので目の前に太平洋が見えた。

泉質はナトリウム・炭酸水素塩・塩化物温泉。

つまり塩水と重曹。塩で浄化+「美肌の湯」。

和歌山は美肌の湯の条件が揃う場所が多かった。

露天風呂からも絶景だった。ここはとにかく景色が最高の湯。はー、ビバノンノン。


紀州路みなべ

〒645-0004 和歌山県日高郡みなべ町埴田1540

和歌山県日高郡みなべ町埴田1540


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鶴の湯温泉。

ここは、深い山あいにある江戸時代から続く緑豊かな湯治場。


鶴が傷を癒した湯、というのも全国に在り、鶴ネットワークでの湯治場があるのかもしれない、とさえ。


この和歌山県みなべ町にある鶴の湯温泉だけでなく、思いつくだけでも、乳頭温泉郷の「鶴の湯温泉」(秋田の秘湯を守る会)、長野県千曲市にも「つるの湯」があり、我が故郷、水俣にも「湯の鶴温泉」がある。


ちなみに、我が実家熊本の文化を支える老舗デパートは鶴屋で、我が軽井沢の食をすべて支えるのもツルヤ(TURUYA)。

伝説のプロレスラー、ジャンボ鶴田(臍で投げるバックドロップ)、いまやヨガ行者となった鶴太郎さん(絵もうまいし)など。


鶴の恩恵を受けている場や人はたくさんある。

鶴の恩返しのように、人と鶴とは深い文化的つながりがあって、こうした文化人類学的に深めていけるのも温泉場の面白いところ。



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和歌山県みなべ町にある鶴の湯温泉に戻る。


泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。

鉄分を多く含む黄褐色の湯が特徴。

鉄分ある湯は珍しく、濁った色(言いようによっては黄金の湯!)は視覚的にも疲労回復を促す。

女性も鉄欠乏性貧血になりやすいので、女性にも優しい。


露天風呂が別場所にあり、一度着替えて移動するのがややトリッキーだったが、湯質は、さすが江戸時代から歴史ある湯治場だっただけに湯の質が高い。


熱中症のように表面が熱くなり頭がオーバーヒートするのとは違い、血管が広がり内部からジワジワと体の芯が暖まる。

江戸時代から優しく人を癒していたと歴史に思いを馳せると、胸も心もジンワリとあたたまるのが湯治場だ。

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鶴の湯温泉

和歌山県日高郡みなべ町熊瀬川47番地







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