コトノネ vol.38:ぶっちゃけインタビュー 34 稲葉俊郎「あわい」でゆれる」

社会をたのしくする障害者メディア「コトノネ」。 年に4回の季刊「コトノネ」という雑誌も発行されており、この最新号(5月20日発売、Vol.38)にInterviewで出ております。






この「コトノネ」は素晴らしい雑誌! 福祉や障害など、一見すると固く触れにくい業界に、あらゆる角度から光を当てています。

雑誌の構成もいいし、記事がすべて読み応えあるので、日本中のあらゆる小さい取り組みが知れて本当に勉強に慣れます(その辺りは雑誌「ソトコト」と似ている!)。


「コトノネ」が、ハンセン氏病の方の絵画や、医師・小笠原登、日本画家・田中一村、奄美大島や国立療養所奄美和光園とのつながりも書いた本も作られていることもあり(→「ふるさと、奄美に帰る」展 図録)、自分も普通のインタビューではなく、日本の医療が抱える負の社会史を知った上で医師になったことも話しています。水俣病に尽力された原田正純先生のことや、ハンセン氏病の救済に尽力されたハンナ・リデルさんや本妙寺のことなど。

やはり、インタビューというのは、聞き手によって浅くも深くもなるもので、とっても感謝しています。編集長の里見喜久夫さん、ありがとうございます。


こういう雑誌があるのだ!ということを知っていただくためにも、ぜひ実際に手にとってお読みいただきたい雑誌です。

何かを購入する、ということは、その作品を作った人に対してYesという肯定的なメッセージを伝えることでもあると思いますので!




●2021/5/20:コトノネ vol.38:ぶっちゃけインタビュー 34 稲葉俊郎「あわい」でゆれる」

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Vol38の内容。












前回のVo.37はこういう感じです。

→●2021/2/20:コトノネ vol.37









前前回のVo.36はこうした感じ。

→●2020/11/20:コトノネ vol.36








すべて読み応えあります。

社会の見えざるムーブメントを、ひしひしと感じます。

こういうのが、まさにメディアの仕事だなぁ!


というのも。 先日当直中に久しぶりにテレビつけたら、だいたいのパターンが透けて見えてしまい、今のメディアは何をしたいのか、よくわからないなぁ、と。自分を見失っている?


・記事を伝える。 ・一般の人の声を伝える。だいたいが当たり前のことで、特に発見はない。たいていは、政府や有名人の文句。建設的な意見はない。(刮目すべき一般人の意見を言っても採用されないだけ?) ・スタジオに戻り、コメンテーターが話す。だいたいが当たり前のことで、特に発見はない。みんなの不満そうな顔、否定的なムードだけが視聴者に伝わるだけで、終わる。世間の「空気」をつくる役割? ・(以下、繰り返し)


メディアは、あたりきたりの意見をとりあげてお茶を濁すのではなくて、わたしたちに新しい発見や新しい視点を与えるものであってほしい。

それこそが、大局的に全体性をもった視点を持ったメディアの仕事なのではないかなぁ。

そういう意味でも、コトノネも、ソトコトも(なんだか語感が似てる)、頑張ってほしい雑誌です!


→■コトノネ

→■ソトコト