あたらしい役割とあたらしい「おくすりてちょう」

2022年4月1日付けで、軽井沢病院の院長を拝命しました。


今日の広報かるいざわに院長挨拶書きましたので、お読みください。何らかの分野で「世界一」と誇れる病院にしたいと思います。



まだ人生経験が浅い私を抜擢して頂けたことは、新しい発想で時代を創造しながら、医療界の新しい扉を開くよう、役割を与えられたと受け取っています。

軽井沢町全体を「屋根のない病院」と見立て、この混迷の時代に新しい医療の形を創造していきたいと思います。


●【Magazine】2022/4/1:『広報かるいざわ』2022年4月号「院長就任挨拶」(PDF)(→軽井沢町Web PDF






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4月1日から軽井沢病院で配布していく「おくすりてちょう」も、医療+福祉+アートの統合の形として、ひとつの表現です。

わたしと、 RATTA RATTARR(ラッタ ラッタル)のクリエイティブディレクター須長檀さんとの協力から生れました。

RATTA RATTARRのアーティスト兼クリエーター(障がい者)は、アトリエスタ(支援員)との協働により手づくりで作品制作を行っています。医療現場で求められているものを、芸術と福祉の力をあわせて形づくりました。

軽井沢は『屋根のない病院』として愛されてきた土地です。病院だけではなく、町全体で支え合い、助け合い、町全体を病院として見立てる「屋根のない病院(HOSPITAL  WITHOUT ROOF)」プロジェクトの一環です。


→●軽井沢病院HP:世界に一つだけの「おくすりてちょう」~karuizawa hospital witout roof~プロジェクトについて



 人は誰もが世界にひとりしかいない、かけがえのない存在です。ただ生きているだけで、誰にも等しく価値があります。たったひとつの「いのち」を誰もが生きていることへの祈りを作品に込めました。


 「おくすり」は病院から処方されたものだけではありません。身の回りの家族や友人から、あなただけの「おくすり」を書いてもらってください。素敵な「おくすり」は、軽井沢病院HPでもご紹介します。


 家族や友人から、例えば「軽井沢植物園に行って植物に触れてね」「軽井沢町内のバスで町を巡って気分転換してね」など、いろんな「おくすり」を自由に発想して処方してもらいたいのです。

 「くすり」は医師だけが処方するものではなく、誰もが考えていいものだと思います。時には、自己治療として自分で自分への「くすり」を考えていいのではないかと。

自由に発想できるように、おくすり手帖は白紙です。






また、この「おくすりてちょう」は大切に長く使っていただくため、A4用紙を半分に切って台紙を交換いただくことで何度でも再利用いただけます。


最初は500部で、ひとつひとつ手作りで、希望者全員に配布できるよう準備しています。気長にお待ちください。




ひとりひとりの人間や存在の多様性と豊かさ、いのちの大切さ。言葉では表現しつくせないことを、アートやデザインの力を借りて、軽井沢から発信していきます。


「屋根のない病院(HOSPITAL WITHOUT ROOF)」の思いが世界中で広がり、平和で幸ある時代へと。そして、新しい文化が花咲くきっかけになれば、と願っています。    


色々なみなさんと、新しいことを創造し、表現していきたいと思いますので、ぜひお声掛けください。