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『群像(2022年8月号)』(講談社):〈随筆〉稲葉俊郎「問い、問われ、生きて死んで、また生きる」

講談社の雑誌『群像』と言えば、村上春樹さんの小説「風の歌を聴け」が、群像新人文学賞になり、そこから作家デビューした、という、文学畑の雑誌かと思うのですが、私とはやや畑違いの文学雑誌からの依頼あり、7/7発売の『群像(2022年8月号)』(講談社)に、随筆を載せています。

春樹ファンとしては、群像がらみ、というだけでうれしいです。笑




稲葉俊郎「問い、問われ、生きて死んで、また生きる」

という奇妙なタイトル。







これは、2019年7月の『MANSAI 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』(世田谷パブリックシアター)にて、野村萬斎さん+真鍋大度さんの舞台作品を見て、第二部で萬斎さんとトークをする、という面白い会。そのゲストで出た時に、萬斎さんとトークした内容を入り口にして書いたものです。このエピソードはどこかで文章として残したいなぁ、と思っていました。萬斎さんと真鍋大度さんの作品が、そうしたエピソードの異界の扉を開けて頂いた形です。


■2019/7:『MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』』(芸術監督・野村萬斎+真鍋大度+石橋素(ライゾマティクスリサーチ) 第二部:トークゲスト 稲葉俊郎) @世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区太子堂4-1-1)(→HP)(PDF





文芸誌に載せるくらいなので、ちょいと異色の不思議な話を書いていますが、人間存在に関わる哲学的な話でもありますので、ぜひお読みください~。





●【Magazine】2022/7/7:『群像(2022年8月号)』(講談社):〈随筆〉稲葉俊郎「問い、問われ、生きて死んで、また生きる」 (→Amazon



群像 2022年 08 月号


文×論。


【初夏短篇特集】

「最初に読んだ三島由紀夫の小説は」 川上弘美

「モンキードーン」 金原ひとみ

「父のキャラメル」 川崎徹

「川はおぼえている」 くどうれいん

「ごっこ」 紗倉まな

「サイレン」 田中兆子

「朝霧の」 沼田真佑

「トーチカ2」 藤野可織

「続・日本武尊」 町田康


【連作創作】

「帰れない探偵 忘れないための歌を」 柴崎友香


【ノンフィクション】

「ふたり暮らしの〈女性〉史」 伊藤春奈


【対談】

「三宅さん、ショットとはいったい何なんでしょうか?」 三宅唱×蓮實重彦


【インタビュー】

「政治小説の復讐」 島田雅彦 聞き手:石戸諭


【追悼・見田宗介】

「先生と私」 大澤真幸


【エッセイ】

「とにかく遠くへ行きたかった。」 燃え殻


【書評】

「短歌七芒星」 木下龍也


【最終回】

「薄れゆく境界線 現代アメリカ小説探訪」 諏訪部浩一


【コラボ連載・SEEDS現代新書のタネ】

「敵・野獣・犯罪者 殺す側の論理と論理に関する国際法思想について」 西平等


連載・随筆・書評

古川日出男/若松英輔/保坂和志/宇野常寛/阿部公彦/大山顕/永井玲衣/百瀬文/山本貴光/伊藤潤一郎/田中純/神田伯山/東辻賢治郎/小川公代/三木那由他/古井由吉/松村圭一郎/穂村弘/くどうれいん/保阪正康/武田砂鉄/石井ゆかり/鷲田清一/皆川博子/大澤真幸/水戸部功/池上規公子/稲垣諭/稲葉俊郎/小原晩/九段理江/筒井晴香/戸谷洋志/長瀬海/森山恵/山下澄人

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