

井上ひさし「この人から受け継ぐもの」(岩波書店、2010年)
井上ひさしさんの「この人から受け継ぐもの」(岩波書店、2010年)を再読。 井上ひさしさんが生前に、サインを頼まれた時によく書く言葉が、 『むずかしいことをやさしく、 やさしいことふかく、 ふかいことをゆかいに、 ゆかいなことをまじめに書くこと』 だった。...


3.11 善意を持って祈る力
3月11日を迎える度に思い出す。 2011年のときに感じた体の感覚。 不安やおそれ、絶望や孤独、世界の終わりや破滅・・・いろんなことが頭をよぎった。 そして、頭以上に、体や心が記憶しているかのように、ブルブルッと震えたりして、記憶しているようだ。...


美しいおくすり手帖
KARUIZAWA HOSPITAL WITHOUT ROOF について。 10年以上、東大病院の循環器内科医として心臓の専門的な職に従事してきました。専門的で緻密な仕事の追求は甘美で面白く、どんどん深くミクロな世界へと入っていきますが、自分が着地したい場所ではないと思うよ...


いのちの原理から学び続けること
稲葉俊郎「からだとこころの健康学」(NHK出版:2019)を、鷗友学園女子中学校の国語の入試(2021年度)に採用頂き、ありがとうございます。そして、問題と解答もHP上で公開されています。 (https://www.ohyu.jp/admissions/informatio...


2022/3/13(Sun)(Online):『夢中になれる小児病棟』(英治出版):松本惠里×國友勇吾×稲葉俊郎 鼎談
『夢中になれる小児病棟』(英治出版)フェア開催記念~松本惠里×國友勇吾×稲葉俊郎トークショー~ 2021年に刊行された『夢中になれる小児病棟』(英治出版)。 病気や障がいのある子どもたちにアートを届ける活動をされて来たNPO法人スマイリングホスピタルジャパン代表理事・松本惠...


アートと医学(稲葉俊郎x星野太)@MAGUSアートスクール・オンライン講座
こちら、いぜん、MAGUSアートスクール・オンライン講座で話した内容。 「アートと医学」で星野太さんと対話していますが、結局、「わたしは横尾忠則が大好きなんだ!」ということを延々と語っているだけではないか、という気もする内容です。笑...


『広報かるいざわ』2022年3月号:連載17回目(最終回)
毎月はじめに書いている広報かるいざわの記事。 この3月号で最終回。 医療と芸術のことを、再度書かせてもらい、最終回にしました。 最後に、「今号で連載は最終回です。お読みいただき、ありがとうございました。」と書いてあるのですが、...


「殺すな」(岡本太郎、1967年ワシントンポスト)
ベトナム戦争のとき、日本のベ平連が「ワシントンポスト」紙に出した、「殺すな」の文字を書いたのは岡本太郎。1967年ワシントンポスト紙。 成熟した国かどうかのひとつの基準は、「人を殺してはいけない」ということが理屈なく当たり前に通るかどうか、にあると思う。それは国だけではなく...


白い世界
大雪がふると、白い世界に様変わりする。 どんなに雪に降られて積もらて強い圧で押しつぶさようとも、生命は光を求める。 ツララも、時には刃だが、 場所次第で粘菌のような挙動と造形。 雪に指す影は、 影なのに黒や闇に見えないので不思議だ。...


伝統と創造シリーズ vol.12「藪の中」@セルリアンタワー能楽堂
感染症が劇化する直前、TOKYOに見に行った舞台での、RealTokyoに書いたReviewです。 セルリアンタワー能楽堂での「伝統と創造シリーズ」は、能楽堂をコンテンポラリーダンスの振付家がどのように解釈するかを問う企画で、2008年から続いています。...