

岡本太郎「明日の神話」@渋谷
渋谷に行く。岡本太郎の「明日の神話」がある。渋谷の室内におさまらない規格外の大きさに、むしろほっとする。枠を気にしない。 長野県の上山田温泉では太郎の無籍動物と出会い、下諏訪温泉では万治の石仏で太郎の気配に出会った。草津温泉でも空間デザインに太郎がいた。 岡本太郎は偏在し、...


後藤美月『色いろ形 わたしのカタチ展』@東御市梅野記念絵画館
東御市梅野記念絵画館で行われている後藤美月さんの『色いろ形 わたしのカタチ展』はとても面白い展示だった。もっと多くの方に訪れてほしい。(山の上で、車がないと行けないかもしれない。) 一室だけの展示。だからこそ子どもと家族と、対話を目的に行ける展示になっている。...


nimai-nitaiの衣服
4月15日には御代田のlagom(MMoP)にて廣中桃子さん(nimai-nitai代表・デザイナー)の話を伺った。 「NIMAI NITAI(ニマイニタイ)」という名前の由来は、生きとし生けるものすべてにやさしく思いやりのある...


岡本太郎「無籍動物」@戸倉上山田温泉
長野県千曲市の戸倉上山田温泉。 軽井沢から下道で1時間くらい。 戸倉温泉と上山田温泉。千曲川を介して新戸倉温泉(新幹線の駅みたい)があり、それらを総称して戸倉上山田温泉と呼ぶ。 明治期に、善光寺参りの精進落としの湯として賑わった場。...


5月18日 宮城県の東鳴子温泉にて
宮城県の東鳴子温泉、旅館大沼は以前から行きたかったところ。 5月18日の日曜日に講演を企画していただいたおかげで、やっとやっと、行くことができます。 鳴子温泉は、古くから湯治の里として栄えています。「続日本後紀」の中には、835年に潟山が大爆発し、熱湯が轟音をあげて噴出した...


ReBuilding Center JAPANと海洋プラスチックの光(Pimlico Arts JAPAN)
諏訪のReBuilding Center JAPAN(通称:リビセン)も素晴らしく刺激的でクリエティブでワクワクする場所だった。 古材や廃材を集めてリユースする場所でもあるが、あらゆる古道具がセンス良く集められていて、新しい「見立て」で温故知新をどう継承できるかが問われる場...


諏訪湖海底遺跡
諏訪湖自体が巨大な虚の空間であり、空(クウ)の世界。諏訪湖をグルグルと散歩し走り自転車で走っている人を眺めていると、私たちがどんなに真理に近づこうとしても円状に周遊しているだけで、本質にはなかなか近づけない、という心象風景を模しているように思えてしまう。...


「よろずおさめました」万治の石仏
諏訪に行ったのは、万治の石仏に参るため。 諏訪大社は、上社(本宮と前宮)、下社(春宮と秋宮)があり、車で30分ほど離れている。 下社の春宮近くに「万治の石仏」があり、岡本太郎が素晴らしい!と再発見したこともあり(縄文土器のように)、評判になった。...


新潟県立看護大学の入試問題 「いのちの居場所」
令和7年度の、新潟県立看護大学の入試問題、小論文に、私の著書「いのちの居場所」扶桑社(2022年6月25日)から出題いただきました。ありがとうございます。 コロナ禍の中、何か社会が変な方向に向かっている、変だ変だ、妙だ妙だ・・・と、医療現場で余裕なくなる中、自分を見失わない...


霊巌洞 世阿弥と宮本武蔵
宮本武蔵が、晩年に兵法書であり哲学書とも言える『五輪書』を完成させた霊巌洞(れいがんどう)という場所が、熊本の実家から近くにある。 中学生の頃はジョギングの延長で行っていた。車で行くようになると、よくここまで走っていたな、と過去の自分に感心。過去の思い出も、アカシックレコー...