地球の身体の動きに美を感じる 黄金の銀杏
- inaba

- 6 時間前
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慶応日吉キャンパス。
黄金色の銀杏が美しく、大勢の人が記念撮影に。
やはり人は美しいものを求めるのだなぁ、と。



人が持つ美意識については、新刊本でも記載しています。
人の美意識はまず動きのなかで表現されていく。
だからこそ、見る側も、身体の動きの中に美を発見する目をもっていなければいけない。
特に、自由な時間と空間の中で、人は内在する美を最大限に発揮できる。
そう考えると、自然に美を感じているときは、地球が持つ身体の動きとして、自然の美を発見しているときでもある。
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「人間の中にあるいのちや魂は目に見えない。
だからこそ、人は体の動きを通じて、自分のうちにあるものを表現していく。
そうした体の表現には「美」が関係してくる。
動いている本人が、動きによって美的感覚を育てている。だからこそ、成長を待つ側も体の動きに美を感じ発見する目を育てていく必要がある。
自由な空間と時間が保証されると、人間の体も心も何らかの表現を生み出そうとする。そこで生まれてくるものは、本人の意識を大きく超えたものであることもある。それは創造の行為そのものだ。」P169
稲葉俊郎『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)(2025年)
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