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お木曳(きひき)行事 式年遷宮@伊勢

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

「お木曳行事」で、伊勢にやってきた。

伊勢神宮の20年に1度の「式年遷宮」に向け、伊勢神宮の神域へヒノキを奉納するのが「お木曳行事」。




次回の式年遷宮は2033年(第63回神宮式年遷宮)。いまから7年後の未来に向けて、木を運ぶこと自体が神事となる。そのプロセスの一端に参加させてもらえる光栄(事前公募制です)。


私が参加する陸曳(おかびき)では、外宮へ木を納めるため奉曳車に巨木を載せ、「エンヤ、エンヤ」の掛け声で街中を練り歩く。



そのため、伊勢市駅前の日の出旅館に泊まっている。

創業約100年で木造3階建て。とてもレトロで渋くて素敵。

トイレやお風呂が廊下に出ないといけないので、現代風ではない。ただ、昔の湯治場でも見られるこの風情は時の重みでしか作られないもの。なんとかこの風情を残し続けてほしいです。





伊勢での「お木曳(おきひき)行事」は、20年に一度しか行われない伊勢神宮の「式年遷宮」のために木を運ぶ。

「式年遷宮」は内宮だけではなく外宮も。しかも建物だけではなくて、土も含めて空間全部をあたらしく入れ替えるらしい。

もし次に参加できるとしたら、もう自分も67歳になっているのかと思うとおどろく。



これまでは地元の伊勢市民だけが行っていたが、今回から全国公募制になったらしい。当日は日本全国から全部で900~1000人!近くが参加していた。

一つの綱を500人ちかくで引っ張る。二つの綱(合計1000人くらい)で1.5トン前後のヒノキを人力だけで運ぶ。



綱を持っていると、500人近くの人と身体感覚で一体化する感覚になる。未知の体験だった。



「エンヤ、エンヤ」の掛け声で街中を練り歩き、一生分の「エンヤ」を数千回くらい発した気がする。丹田に力をいれて。外宮までの約800mを50分くらいくらいかけて運び、頭の中で「エンヤ!」がリフレインしていた。


大勢でひとつになる、という体験はかけがえのないものだった。こうしたお祭りこそ、平和意識へつながる行為だと思う。



お手伝いできている多くのみなさんが、常に笑顔で素晴らしい方々ばかりだった。


さすがお伊勢さん!







御木曳おきひき行事

陸曳おかびき 5月8日(金)〜6/13(土)

川曳かわびき 7月25日(土)〜8/2(日)


伊勢の住民(旧神領民)と全国の崇敬者により、御用材を古式のままに両宮域内へ曳き入れる盛大な行事です。

内宮は五十鈴川を川曳し、外宮は御木曳車で陸曳します。遷宮諸祭・行事の中で最も賑やかな行事です。

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