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『ちびまる子ちゃんゲーム おこづかいちょーだいの巻』

  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

リサイクルショップに行き、昭和レトロゲームを少しずつ買い集めている。



昭和レトロなボードゲーム『ちびまる子ちゃんゲーム おこづかいちょーだいの巻』。1990年前後のアニメ放映初期に、タカラから発売されたファミリー向けのボードゲーム。

もう30年以上前のものだが、格安で発掘。




たいしてどこにも行かない夏休みに、家族で遊んでいる。

さくらももこファンにはヨダレものだった。

当時、我が家にもあった記憶がある。



サイコロを振り、駒を進め、おこづかいをもらったり失ったりする。仕組みは驚くほど単純だ。しかし遊んでいるうちに、これは単なる娯楽ではなく、人間社会を小さくした装置なのではないかと思えてくる。


デジタルゲームでは、ルールの判定も計算も進行も、機械が見えないところで処理してくれる。


ボードゲームでは、自分たちでルールを理解し、順番を待ち、相手の手を読み、ときには曖昧な出来事を話し合って決める。勝って喜ぶ人の隣には負けて悔しがる人がいて、その表情まで含めてゲームなのである。


AIが「正しい答え」を高速に提示する時代だからこそ、教育には、正解のない状況で他者と折り合う力が必要になる。論理だけではなく、感情を調整すること。待つこと。譲ること。交渉すること。偶然を受け入れること。そして、同じ出来事を一緒に笑うこと。



社会で生きることそのものが、自分の思い通りにはならない。他者がいる。偶然がある。それでも同じ盤の上で、ともにゲームを続けなければならない。



古びた箱を開き、紙の盤を広げ、手で駒を動かす。


その昭和的な遊びの中に、AI時代の子どもたちに必要な、「人間であることの練習」が残されているのかもしれない(と思う、家族なのであった)。



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