羽咋と自然と奇跡のリンゴ
先週末、高野誠鮮さん(「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」(講談社)でもおなじみの方!)にお呼びいただき、石川県羽咋市にある妙法寺に行ってきた。
石川県は、食が豊か!、伝統工芸(輪島塗りとか)や能楽もすごく盛ん。金沢21世紀美術館や金沢大拙記念館もあってアートに溢れている。
高野誠鮮さんは、奇跡のリンゴの木村秋則さんと組んで自然栽培も盛り上げていて、なんとも面白い土地だ。さすが能登半島!
実際、羽咋は学校給食が無農薬の自然栽培で賄われているらしく、素晴らしいことだ。
子どもの食を考えて、金沢から羽咋へと移住する家族も増えていると聞いた。
食における自然栽培。
自然とは何か?
この問いは、まさに現代医療が抱える問題とまったく同じだ。
自然治癒とは何か?
その根源をもう一度考え直す機会。
食も医療も、生きることに関わることで同じテーマを多く共有している。 今後とも、「自然」を介していろいろの方と濃く太いつながりを結びたい。
羽咋では、木村秋則さんの奇跡のリンゴ!をいただく。
食べれるのは何年ぶりだろう?(数年前に木村さんご本人からいただいた記憶が)
懐かしさを喚起する不思議な匂い。
このリンゴは決して腐らず、枯れるだけだ。
自然の摂理に貫かれると死は、そういうことなんだろうなあ。
仏教者が五穀断ちをして修行をして、高僧の亡き骸は見事に腐敗せずに枯れていた。生き仏、即身成仏となり、生死の本質をわたしたちに伝えようとしたのだろう。
ふと見て美しかった光景を。
光x水=☆