© All right reserved TOSHIRO INABA

トーンブンヌム・カンポン, 浦崎雅代 (翻訳)「いのちの最後の授業」サンガ(2018/6/29)

July 7, 2018

出版社サンガは、確固とした意志でいい本を作り続けているなぁ。

 

Kampol Tongbunnum, 浦崎雅代 (翻訳)「いのちの最後の授業」サンガ(2018/6/29)

 

 

 

筆者のトーンブンヌム・カンポンさんは、22歳のとき水泳での事故で
頸椎を損傷し、全身麻痺になってしまった。首から下がまったく動かなくなる。


体育教師から一転、思いがけない事故で突然動けなくなる。

今の状況をどう受け入れるのか、、。
あらゆる迷いと葛藤の中で、仏教僧であるルアンポー・カムキアン師と出会い、瞑想を学ぶ。
瞑想による心や意識の探求を経て得た気づきを、車いすで移動しながらあらゆるところで講話してまわった。そんな波乱に満ちた人生の後、2016年に満60歳で逝去された。


カンポンさんの言葉は、いたってシンプルだ。
日常用語でかたりかけてくれる。

命がけで紡がれた言葉に、受け手は質としての言葉の力を感じる。


素晴らしい本です。
心が穏やかになり、息が自然に深くなります。

オウム真理教事件、死刑判決、、、をうけて、あらためて「いのち」のことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-----------
「寂しさのケア」

寂しさは瞬時に生じ、
そして瞬時に、消えていくものです。
ただ寂しさに、はまり込んでいくのではなく、
タム・レンレン(遊び心を持って)、
何かをしていきましょう。
そうすれば、寂しさは、
自(おの)ずと、去っていってくれます。
-----------
「怒りに勝つ」

心に、怒りが、生じたとき、
他者を、見るのではありません。

見るのは、私の、心です。


自らの心を、しばらく見守っていければ、
怒りは、静まっていくでしょう。

なぜなら、怒りは、無常で、変化するからです。
怒り自身に、実体など、ありません。
-----------

〇Kampol Tongbunnum (原著), カンポン トーンブンヌム (著), 浦崎 雅代 (翻訳)「いのちの最後の授業」サンガ(2018/6/29)
https://www.amazon.co.jp/DP/4865641262
 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload