© All right reserved TOSHIRO INABA

川崎市岡本太郎美術館

April 21, 2018

3日に1日(年間120日)の頻度でオンコール当番をしていると、ぜんぜん遠くにいけない。


今日は久しぶりに休みでオンコールもなく、川崎市岡本太郎美術館に行ってきた。
10か月の寿太郎くん(太郎さんが名前にも入り込んでいる)にも本物の絵を見せたかったからだ。

 


この美術館は生田緑地の中にあり、自然の中を抜けていくと美の殿堂がある。
美術館に入るまでの体験が実に素晴らしい。


自然という完璧な美の世界を通り抜け、自然が人間という美を生み出し、なぜその人間が美を生み出すのか、宇宙が入れ子上の構造であることを体験させてくれる。


数ある美術館の中でも、こんなにロケーションの素晴らしい美術館はほとんどない。
ぜひとも行っていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

太郎愛に関しては、自分の単著「いのちを呼びさますもの」(アノニマスタジオ)の中でも少し触れました。
岡本太郎の素晴らしさを語ると止まらなくなりますが、、、、。

 


岡本太郎は絵を売らなかった。
その代わりに、パブリックアートに力を入れて、生活の中に美を届けた。誰もが触れることができるものを届けた。


晩年、彼の生まれである川崎市に、岡本太郎美術館を作る構想が出た。
川崎市の職員は、岡本太郎に絵を売ってください、何度も頼みに行ったらしい。


でも、彼はかたくなに断った。
絵は売るものではないのだ、と。


何度もお願いに上がる川崎市の職員に、太郎さんも折れた。
そしてこう言った。
「絵は売らない。絵は売り物ではないからだ。だから、すべての絵を寄付する。」


なんとかっこいい人だろう。

こんな人、他にいるでしょうか。

 

 

 

 

 

出口に鎮座する太郎さんパネルでもミーハーに写真撮りました。

左から、太郎、(太郎の影)、寿太郎、俊郎、太郎、です。

最高の一日。わが家族は全員大興奮。

 

 

 


美術館の中で、岡本太郎作の椅子のところだけでは写真を撮っていい、とあった。


喜び勇んで、妻に撮ってもらった。


アップで撮った時は分からなかったが、ひいて撮ってもらったら、あら、太郎さんが覗いているではないですか。
「きみたち、ちゃんとわたしのバトンは受け取ったのかね?」

 

 

太郎さんはこうも言っています。
「写真というのは、偶然を偶然でとらえて、必然化することだ」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload