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熱海

May 1, 2017

熱海の温泉に行ってきた。


熱海は生活感があってご近所付き合いや声のかけあいがあって、昔ながらの情緒があって、人肌の温もりがあるいい街だった。
そして、何か時空がねじれているように、昭和と平成の時代とが矛盾なく同居している風景が本当に面白い。

海と山とが近くに同居している。そこに一つのコスモロジーや生態系が提示されているようだ。

何気なく生活しているだけで視界には海が映り、山が映る。人間の精神活動の全体性のために、とてもいい作用を起こしていると思う。潜在意識の中でも。

 

波に乗る人々を見ているだけでも、どれだけでも見ても飽きない。

 

 

 

 

熱海の来宮(きのみや)神社の大楠も、夜のライトアップしか見たことなかったが、昼に見ると威風堂々の存在感だった。天地の軸をつなぐ木や植物のあり方には、いつもはっとする。
樹齢2千年以上らしいが、卑弥呼くらいの時代から、人間のあらゆる営みを静かに観察してきたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


熱海の温泉は海が近いから塩っぽい味がした。
間欠泉が定期的にふきだしているようだが、これは地球の鼓動のようなものか。

 

 

 

 

 

 

 

 


波の波紋や満ち引きをみているだけで、あらゆるものが想起された。

泡のようにイメージが浮かび、イメージが自分の中を対流する。

 

 

 

 

 

 

海水の波のパターンは、意識の夜明けのようで、夜更けのようで、意識の黄昏のようだ。生成と消失。構造と非構造。形の繰り返しの輪。海には無限の水があり、その水滴一つ一つにも無限に近いミクロの水分子が含まれていることは、驚異的であり畏怖を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 


熱海の旅はあらゆる面で楽しかった。いつか住んでみたい。

あらゆる人に、愛情をかけてもらいました。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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