集英社 学芸の森『いのちノオト』:第2回「その「問い」は正しいか?」 Web記事を3つ

Webで読める記事を3つお知らせです。



一つ目は、集英社の「学芸の森」という場でWeb連載。

『いのちノオト』というシリーズ。

これはかなり気合入れて頑張って書いています。


第2回は、その「問い」は正しいか?

http://gakugei.shueisha.co.jp/mori/serial/inochinooto/002.html




主に高校生や大学生向け?をイメージして書いている連載ですが、ツルツルと読めるはずですので、ぜひお読みくださいませ~。



=============

今月の音

 「自由にものを考えるというのは、つまるところ自分の肉体を離れるということでもあります。自分の肉体という限定された檻を出て、鎖から解き放たれ、純粋に論理を飛翔させる。論理に自然な生命を与える。それが思考における自由の中核にあるものです」

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』より

=============




●【Web magazine】2022/8/24:集英社 学芸の森:稲葉俊郎『いのちノオト』:第2回「その「問い」は正しいか?」(cf.集英社 学芸の森 Web


 

ふたつ目は、PRESIDENT Onlineに、稲葉俊郎『いのちの居場所』(扶桑社) の紹介で、こういう記事が出てました。お読みいただければ!

https://president.jp/articles/-/60692


=========

2022/08/25 PRESIDENT Online

接続詞を「別れ言葉」にしている…「さよなら」という4文字を米国人作家が「最も美しい言葉」と評したワケ

別れの痛みを「再会の希望」で紛らわさない

稲葉 俊郎

軽井沢病院 院長


・・・・・・・・・・・・

(最後より引用)

コロナ禍こそ新しく入ってきたものに目を向けるべき

「今ここに生きている」ということがいかに貴重なことであるかは、死者の視点から「いのち」を考えない限り答えは出てきません。「いのち」を考えるときに、死者を想うことは大切なことです。そのことで、生の尊厳や価値が立ち上がって来るのだと思います。膨大な死者たちからの贈り物によって「生の世界」が存在していることを想像できたときに、「いのち」が受け渡されてきた重みを実感できるのだろうと思います。

稲葉俊郎『いのちの居場所』(扶桑社)稲葉俊郎『いのちの居場所』(扶桑社)

過去の「いのち」を受けとり、未来へと生きる。絶え間なく連続している時の流れの中で、わたしたちは今という永遠なる瞬間を生き続けています。「さようなら」という言葉を使うことで、過去・現在・未来をつなげるようにして「今」を生きているのです。

「さようなら」は、他者への別れの言葉であると同時に、自分自身への別れの言葉でもあります。「過去の自分」をありのまま受け止めたうえで、過去・現在・未来の流れを生きていく。無常で変化し続ける自分に対しての、別れの言葉でもあるのでしょう。

コロナ禍の時代でも、手に掴んで離さなかったものが、いつのまにか手から零れ落ちて「さよなら」していることがあります。そのことで、まったく新しい何かが手の中に入り込んできているとしたら、そうしたものを発見していく時期です。そうした発見こそが、新しい時代の光明となるのだろうと思います。

・・・・・・・・・・・・



●【Web】2022/8/25:PRESIDENT Online 『接続詞を「別れ言葉」にしている…「さよなら」という4文字を米国人作家が「最も美しい言葉」と評したワケ 別れの痛みを「再会の希望」で紛らわさない』(『いのちの居場所』(扶桑社)より)

cf. ◆竹内 整一 「日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか」 (ちくま新書、2009)




 

3つ目は、講談社の「ミモレ」という大人な女性向けのライフスタイルのWebサイトで、『いのちの居場所』(扶桑社)の本を引用しながら紹介してくれています。

ありがとうございます!


●【Web】2022/8/28:mi-mollet NEWS FLASHLifestyle 『「まるで死ぬために生まれてきたよう」と言われて――いのちをつないだ先にあった医師の道と、死への肯定』

https://mi-mollet.com/articles/-/37840



・・・・・・・・・・・・

(最後より引用)

生きているものは必ず死を迎えます。現代は死者への敬意や死の実感を失い過ぎている時代のように思えます。高度に分業化された社会の中で、いのちの実相が見えなくなっています。死者への敬意や礼節があってこそ、生きている者たちは「いのち」の裂け目をつなぐことができるのではないかと思いながら、わたしは今日も医療現場に立っています。

・・・・・・・・・・・・




●【Web】2022/8/28:mi-mollet NEWS FLASHLifestyle 『「まるで死ぬために生まれてきたよう」と言われて――いのちをつないだ先にあった医師の道と、死への肯定』『いのちの居場所』(扶桑社)より




●【Book】2022/6/26:稲葉俊郎「いのちの居場所」(扶桑社)(→Amazon