虹と月 人の居場所
甲野善紀先生と会いに。福岡まで行くとき、久しぶりに飛行機に乗る。
飛行機は移動賃としてお金を払っているが、それ以上に天空体験のエンターテイメントとしても貴重な体験をさせてもらっていると、いつも窓から地球を見るのが好きだ。
東京スカイツリーを上から。
ひと月前にコムアイさんGOMAさん中山晃子さん達とこの場から朝日を見たと思うと懐かしい。
碁盤の目のような区間の中が数千万円でやりとりされていると客観的に見てみると、人間の生態は滑稽にも見える。そして、同時に思うのが、それだけ居場所が必要なのが人間なのだ、とも。
●2021/9/4(Sat)-9/5(Sun)(9/4.24:00-9/5.5:00)(Online Live配信):「天空の黎明」(稲葉俊郎、GOMA、コムアイ、中山晃子):稲葉俊郎「「ひと雫のわたしであり続けるために」」@東京スカイツリー天望デッキ フロア350(隅田川怒涛)(Web)
他にも。
虹色がおいかけてくるような体験も、面白かったなぁ。
夜、車の中から月を見ていたこどものとき、月はどこまでも自分を追いかけてくるんだぁ、と感じたことを思い出す。月と心とのつながりのようなもの。
月も太陽も、自分を常に見守ってくれているという安心感は、そうした幼児期の体験にあった気がします。そうした豊かな世界を生きているのが子どもの世界で、大人は余計な邪魔さえしなければ(大人は無自覚な善意で言葉を使い、相手の世界を操作してしまう)、子どもは天地自然と一如になっているもので。
大人になってもそうありたく。
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