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本郷薬師と本郷キャンパス

友人に会いに、久しぶりに古巣の東大の本郷キャンパスに。


本郷3丁目には東大医学部ができるずっと前から本郷薬師がいて、医の役割を担っている。

医学部時代、西洋医学やエビデンスやら、色々と最先端知識と言えるものを学んではみた。確かにそれも大事だ。ただ、昔は広い意味で医療だったにも関わらず、近代化で非医療として切断されたものの方に関心がフワフワと向かってしまう性格でもあり、本郷薬師が肩身狭く鎮座していることが残念でならない。久しぶりに挨拶をさせてもらった。






学生時代によく行った名曲喫茶『麦』が続いていたことにもほっとした。世界で一番好きな定食屋『もりかわ』もいまだに超人気店だったことがうれしい。






時代の波に飲み込まれず、肩身狭くても本質的なことを続いている人たちがしっかりと残っていく時代になりますように。

小さいずれは長い時間をかけて大きなズレとなっていく。初心に戻ったり、原点に戻れる場所は、誰にとっても必要。


学生時代を過ごした場所は、感覚を介してズレを戻してくれる気がする。









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