小諸城址・懐古園 桜の花
軽井沢から車で30分くらい、標高を下がりながら移動していくとすぐに小諸市で、小諸懐古園にお花見へと足を運びました。
〒384-0804
長野県小諸市丁311 懐古園

小諸懐古園は小諸城の跡地に作られた素敵な公園。
小諸城は、武田信玄のころ山本勘助らにより現在の縄張りとなり、豊臣秀吉が天下統一したときに小諸城主となった仙石秀久によって完成された城とのこと。城下町より低い位置に城がある「穴城」は全国でも珍しいらしく、「日本百名城」にも選ばれています。大手門や石垣も400年前のまま当時の姿のまま。
明治4年(1871年)の廃藩置県で小諸城は廃城となりましたが、小諸藩の元藩士が明治政府から買い戻し、大正15年(1926年)に、本多静六(日本の「公園の父」)が手掛けて小諸城址懐古園という公園になった。
とても素晴らしい公園で、中には動物園も遊園地もある。
明治の文豪・島崎藤村をはじめ、若山牧水、高濱虚子、臼田亜浪のゆかりの地で、多くの歌碑がありました。
現地では宴会などは行われておらず、歩きながら桜の波動を浴びる時間。
やはり花見は、ただのバカ騒ぎではなく、こうして桜を愛でる落ち着いた時間こそが必要です。
桜の花は見た目もいいけど、香りもよいです。







小諸懐古園は小諸城の跡地なので、お城の石垣など残っていて、風流。
熊本も城下町なので、その風情があるのを思い出します。












小諸懐古園には動物園もあり、かなり癒されます。
小諸市動物園はリニューアル工事中で、再開は2022年4月頃の予定とのこと。楽しみです。
動物は存在しているだけで、誇り高い感じがしますね。








小諸懐古園にいたインドクジャクも、キンイロキンケイも、形と色とバランスと、最終的な全体性や調和がすごいです。







キンイロキンケイは黄金の皇帝のようでした。
キンケイはキジの仲間で、キジは地位が高い方がきれいになるとのこと。





小諸市児童遊園地のおもちゃ遊具のデザインセンスがすこぶるよい。
こういう名が出てこないセンスいい遊具デザイナーに最大級の賛辞と敬意を送りたいです。










桜の花びらが舞い散る姿は、花の精霊のようだった。

花鳥風月の美しさが分かる年になってきました。
軽井沢は、もう少し遅れて桜が開花するので、まだまだ桜前線を追えそうです。





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