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「プラセボ効果」と茶道のちょっと意外な共通点(東洋経済Online) 『ことばのくすり』(大和書房)より

以前も東洋経済Onlineで出ていましたが、新刊『ことばのくすり』(大和書房)からの抜粋記事で、こうしたものが出ております。



cf.




プラセボ効果、というものがあります。偽薬を「飲む」行為だけで、なぜか治癒現象が起こる現象です。

その辺りはいまだ謎多きところですが、いづれにせよ、本人の持つ治癒力を高めていることにこそ意味があると思っています。

「治す」働き、「治る」働き、が活性化されているとでもいいますか。


こうしたことと、茶道の空間が心身に及ぼす変容を、わたしなりにいつも感じています。



「自分の意思で自分の身体を動かす」という行為に、なにか秘密がありそうです。

一日の多くは、無意識のオートモード、自動操縦モードのようになっていますが、時にはマニュアル操作にする必要があり、頭を目覚めさせて体を意識し、明確な指示を送る必要があり、その辺りが重要だと思います。

「罰だ!」と言われて校庭を10周走るのと、「体力をつけよう」と意識的に校庭を10周走るのが、同じような行為であっても、体にも心にも違う影響を与えるように。


仏教で八正道が重視されることと同じでしょうか。*八正道(正見(正しいものの見方),(2)正思惟(正しい思考),(3)正語(正しい言葉),(4)正業(正しい行い),(5)正命(正しい暮らし),(6)正精進(正しい努力),(7)正念(正しい集中力),(8)正定(正しい精神統一))など。


脱線。

気楽にお読みください~。



●【Web】2023/6/16:「プラセボ効果」と茶道のちょっと意外な共通点(東洋経済Online)








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