

ヤナーチェク Janáček
村上春樹さんの1Q84の中で「シンフォニエッタ」という曲が青豆の魂の扉を開ける重要な役割を果たす。 音は、そうして境界を飛び越えて魂の扉を開けることがある。 シンフォニエッタはチェコの作曲家ヤナーチェク(1854-1928年)、最晩年の管弦楽作品。...


レコードと空間
大友良英さんとのNHKでのスイッチインタビューでの対談が終わり、1日を共にして7時間近くの対談をしたので、色々な影響を受けているらしい。影響を受けて共鳴現象がおきると、身体の組成も変化するようだ。 音楽の話をしていたら、学生時代の記憶がよみがえってきた。...


武満徹さんとレコード
武満徹さんの音楽。 自分はCDで聴いているときはそこまで良さを感じなかったが、レコード(LP)で聴き始めてからその素晴らしさに心打たれ、何度も何度も聴く続けるようになった。是非レコードでこそ聞いてほしい。 武満さんの音楽はノイズの中に生まれては消えていく水泡のような音...


「鼓膜の記憶 Groove 2」clammbon / EGO-WRAPPIN'
先日は、clammbon / EGO-WRAPPIN'の対バン「鼓膜の記憶 Groove 2」@中野サンプラザを見に行った。 クラムボンはCDでは聞いていたが、生では初聞。これが対バンや音楽フェスのいいところ! 一粒で二度も三度も美味しい。二つのバンドはほぼ同期のよう...