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国立能楽堂「七拾七年会」

国立能楽堂に「七拾七年会 第10回記念公演」を見に行ってきた。

1977年生まれの若手の方々で主催されている会。 自分もほぼ同世代なので、同じ世代が活躍しているというのは本当に嬉しい!

未来がどうなるかなんて誰にもわかりませんが、若い人たちが現代の新しい息吹を組み込みながら伝統を再創造して受け継いでいくのは間違いない。古典芸能を受け継ぐ若手の人たちからも、大きな勇気をもらう。

今週は重なってしまい、3回も国立能楽堂に行っています。

能「天鼓 弄鼓之舞」は素晴らしい演目でした。 この演目でも「音」が重要な要素となる。もっとも肝心な音は、聞こえない。沈黙としての音なのだ。 観客が心の中でその音を聞く事で完成する、という素晴らしく深遠な舞台だった。

やはりお能はすごい!!

一調も狂言も、武田宗典さんの解説も、、、すべてがすべて考えられていてすばらしかった!

この「七拾七年会」は2/22水曜(18:00-20:50)も違う演目で開催されます。

自分はこちらも行く予定。 たぶん自由席などは当日でも入れると思うので、ご興味ある方は是非!

イヤホンガイドなど初心者にも楽しめるよう工夫が凝らされていて、主催者の皆さんの愛が感じられる会でした!!

======= 「七拾七年会 第10回記念公演」 ○18時開演(終了予定21時前) ○於:国立能楽堂(千駄ヶ谷駅より徒歩5分)

◇<初日>20日(月) 一調 「勧進帳」武田志房 原岡一之 「籠太鼓」武田宗典 住駒充彦 「野守」 浅井文義 小寺真佐人 狂言「節分」  山本則重 山本則秀 解説 武田宗典 能「天鼓 弄鼓之舞」  武田文志 宝生欣哉 ※実況イヤホンガイド解説:武田祥照

◇<二日目>22日(水) 一調 「屋島」武田文志 原岡一之 「西行桜」武田宗和 小寺真佐人 「女郎花」味方玄 住駒充彦  狂言「惣八」  山本則重 山本則孝 山本則秀 解説 武田文志 能「海士 懐中之舞」  武田宗典 森常好

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