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月山 松尾芭蕉「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 2020年6月16日
  • 読了時間: 1分

山形の霊山、月山。


月山(がっさん)は標高1984mの火山で、1500mの湯殿山、418mの羽黒山と共に出羽三山と呼ばれる。修験道の山岳信仰の山としても知られる。日本百名山の一つでもある。


月山は6月のこの時期からスキーで賑わうほどの万年雪であることもはじめて知った。厳冬期はあまりにも雪が深すぎるから。




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学生時代、狂ったように登山をしていた時も、この山形の出羽三山は、修験道の信仰の山だと知っていたから、遠慮していかないでいた。今、こうして月山に来れたことに感動する。



登山でもスキーでも山菜取りでも山への信仰でも。

理由はどうあれ、こうして人が山に向かう、山に集う、自然に身を委ねる、自然に抱かれる。

そんな光景は美しいものだ。



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月山は、母なる地球を思わせるような、無限の包容力を放つ存在だった。


山が好きな人は、自然を前にして人間がどれだけちっぽけな存在か、そして、その複雑なバランスをいじってはいけないか、ということを肌身に染みて知っている。

それこそが自然を愛するということだと思う。




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松尾芭蕉「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」

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