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リアルな質感や触感や五感、時に第六感

やっと現物の完成品に触れた・・・。


オンライン上での打ち合わせも多く、PC上で確認することも多く、だからこそ、やはりリアルな質感や触感や五感、時に第六感を伴う本は、何とも言えず身体へと働きかけるもので。感動も大きいもので。


リアルな色合いとは不思議なもので、空間の光や背景との複雑な関係性の中で、水色のように空色のように目に映るときもあれば、深海のように目に映るときもあり。


本の最後に、自分が一番好きな200年近く前の詩の引用をしているのですが、そこ読んだだけで泣けました。多感な高校生のとき、なぜかこの詩だけを暗唱するほど読みこんだのでした。当時、なぜ惹かれるのか、自分でもよくわかりませんでしたが、20年以上先の未来を高校生の自分が感知していたのかもしれません。そういう奇跡は、きっと誰にでも起きているもので。自分の人生を読み解くことは、面白いものです。過去の自分は、現在の自分と新しい関係性を結びなおして新しく組成して生き直すことをこそ、求めているようです。



前作より字を大きくして、自分の親世代にも読みやすく、改善しております。

はやく皆様の手元に届きますように。発売日自体は7/2だと思います。



「いのちは のちの いのちへ」というタイトルも、どこからの引用なのか。 

韻を踏んだポエジーを喚起するタイトルの由来、ごく一部の人しかわからないと思うのですが、終わりに、でご確認を! 祈りを込めました。


●2020/07/02:稲葉俊郎「いのちは のちの いのちへ ―新しい医療のかたち―」(アノニマ・スタジオ)(→Amazonアノニマ・スタジオHP


<参考記事>















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