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「かんなわ蒸し通りずむ」@鉄輪温泉(大分県別府市)

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 5月30日
  • 読了時間: 3分

大分県の鉄輪(かんなわ)温泉。


別府温泉は、「別府八湯」といい、別府温泉、鉄輪(かんなわ)温泉、浜脇温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬(みょうばん)温泉、柴石温泉、亀川温泉 の総称です。その中でも鉄輪(かんなわ)温泉は特別です。


湯けむりモクモクで、湯治場としての温泉地独特の風情が残る場所。湯治場は困った人を助けよう、受け入れよう、とした愛と包容力が感じられる場です。別府の温泉イメージも、鉄輪(かんなわ)温泉の湯けむり映像が使われているほです。


温泉の蒸気は、火と水のエネルギー。

日本人は、火と水のエネルギーをカミ(火+水)とも呼び、そのエネルギーと力に畏怖と敬意を感じてきました。

火と水のエネルギーが融合した自然物こそ、私は温泉だと思います。


そうした温泉蒸気モクモクの場である鉄輪温泉では、蒸気を生かした料理(地獄蒸し)が日常的に使用されています。火と水のエネルギーに加え、地球のミネラルが野菜に溶け込んで、とにかくおいしい!


「蒸し」を象徴とした

が6/4-6/30まで実施され、色々なイベントが行われています。

実は、私も2つの企画を出しています!







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●6月13日(金)

(1):9:00-1230.19.「稲葉の湯治と医療アドバイス」@一也百ホール&ギャラリー(すでに満員

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●6月14日(土)

(2):第1部13:00~14:30 第2部15:00~16:30 18.「温泉と、まちと、暮らし」@熱の湯公民館

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6月13日(金)は湯治場よろず相談所として企画したものです。

病院だと自分の相談しかできませんよね。家族やお子さんの相談などはできません。しかも病院でセカンドオピニオンとなると、自費診療となり、病院に2-3万は払う必要があります。病院という硬く緊張した空間では、時間制限もあり、なかなか心を開いて相談するのって難しくないですか?

そういうこともあり。


私は温泉地+湯治場を

「地球が作った天然病院」

「地球立温泉天然病院」

だととらえています。



「地球立温泉天然病院@鉄輪(かんなわ)」でよろず相談受けますよ、という企画です。一也百ホール&ギャラリーの場所をお借りしています。


とか言ってますが、実は公開日の初日ですぐに満員になってしまいました・・・。

ということで、こちらは満員御礼で応募止めておりすみません。またどこか別の「地球立温泉天然病院」でさせてもらうかもしれません。笑


二つ目の6月14日(土)は、慶応SDMとAPU(立命館アジア太平洋大学)(別府市にあり、サステイナビリティ観光学部もあるんですよ!)の合同企画。大学でのSDGsの一環として、温泉や観光の研究や実践の紹介をします。大学間の対話も行い、新しい研究の方向性を探ります。


連続した第2部は、「温泉と、まちと、暮らし」@熱の湯公民館。

温泉建築でも有名な岡昇平さん(仏生山温泉!長門湯本温泉 恩湯!湯河原 惣湯!)に町づくりと温泉の講演をしてもらいます。これはレア!


いま、岡さんとは慶應SDMで再会しまして(10年くらいまでにリトリート企画を仏生山温泉でやってるんです)、いまは慶応大SDMの同じ研究室で特任講師もされているんです!ご縁は不思議。


ちなみに、6/14土曜は熱の湯公民館でやるんですが、この1階にある熱の湯は公衆浴場。

源泉かけ流しで無料で入れるんですよ。すごくないですか?!信じられません!



ぜひこのタイミングに、一度鉄輪温泉の風情ある町に遊びに来てください!

まあとりあえず来てみればわかります。ぜひ「鉄輪むし湯」も楽しんでください。


別日ですが、6/21(土)には世界でも有数のバッハの弾き手である、ピアニスト髙橋望さんによる「22.クラシック音楽こう聴けば面白い~髙橋望トーク&ピアノコンサート~」

もあります!ぜひ!




●【Toji Event】かんなわ蒸し通りずむ(2025/6/4-6/30)

(1)6/13(Fri):9:00-1230.「19.稲葉俊郎先生の湯治と医療アドバイス」@一也百ホール&ギャラリー(満員となりました

(2)6/14(Sat):第1部13:00~14:30 第2部15:00~16:30 岡昇平「18.温泉と、まちと、暮らし」@熱の湯公民館







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