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和顔施

October 31, 2017

週末は引越しだった。
疲れ果てた。満身創痍。かるい風邪もひいてたし。

 

引越しの朝。
6時に起きて黙々と荷物をつめる。
朝9時にチャイムが鳴る。
引越し屋さんが、やってきた。
さっそく、1階の荷物を怒涛の勢いで詰めていく。雨が降るとかで、若手も含め最初は10人くらいいたので、ものの10分くらいで1階部分を詰め込む。
あっという間に、家の段ボールがトランクへと吸い込まれていく。
第一陣の車はまず、ブーンといなくなる。

そのときふと思う。

 

戦時中、負けた側の気持ちってこんな感じなのか、と。

 

嵐のようにやってきて、風のように去っていく。
残された土地にはぺんぺん草も生えないくらい、何もない。
この疾風怒涛のスピード、敵ながらあっぱれだ!
すべて持っていきなさい!

と、勝手に夢想していた。

 

 

 

・・・・・・・

 

搬入が終了。

以前の家を丁寧に掃除し、感謝の言葉をかける。本当にいい家でした。ありがとうございました。

 

次の家に移動する。

現実と向き合う。
巨大な荷物の前で呆然自失。途方に暮れた。

 

引越しの間は、ものを動かすためにエネルギー保存の法則があることを身をもって知った。
高い場所から低い場所へ動かすと、本の位置エネルギーが減るので、そのエネルギー移動分はこちらの体内から奪われる。だから疲れる!本の位置エネルギーと自分のエネルギーとが交換される。不思議なものだ。

 

 

日曜は大掃除をする。
レコードと本の山に埋もれながら、なんとか生活を立て直す。
そうはいっても少しずつ生活ができるようになる。

 

 

月曜の週明けは当直になる。

ね、ね、寝れない・・・!!

 

そんなこんなで、日々、一生懸命、生きてます・・・。

 

 

ふとこどもを見る。

こどもは、どんな環境でも、元気だ。
笑顔の力はすごいです。疲れがふきとぶ。悪いサイクルを一刀両断で断ち切る力。

 

仏教でも、誰でもできるお布施で和顔施(わがんせ)ってありますね。
お布施するお金なんてなくても、笑顔だけですでにお布施になるんですよ、っていう素敵なお話しです。

 

和顔施を心して生きていきたいものです。

日々、こどもから学ぶことばかりです。

 

 

 

 

 

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