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眼は宇宙と合体する穴

冬の軽井沢は冷凍庫に住んでいるような気持ちになる。地球の温暖化だけではなく寒冷化にむけた前準備の修行のようなもの。


ただ、子どもはつねに遊ぶ。

子どもなりの感覚で遊びを発見して楽しく生きる。

雪合戦とか雪だるまとか、大人が安易に思いつくものではない次元で遊んでいる。


こうしたことは学ぶことが多い。


ちなみに、子どもがベストを逆に来て後ろのチャックを開けているのは、『岡本太郎「森の掟」の絵の真似』とのことで。遊びは太郎さえも巻き込んで仲間にする。そこに死者も生者も境目がない。

自分もその感性に学びたい。


「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子どもの声聞けば 我が身さへこそ揺がるれ」『梁塵秘抄』









岡本太郎は「いのち」にこだわり、特に人間の「眼」は「宇宙と合体する穴」としてとらえて、大切にしていた。


ということで。 樹木の「眼」を一緒に探し、宇宙の穴を探す。








パラボラアンテナのように宇宙と更新するシダ植物もしばしお休み中だ。



植物は形態的にも明らかに宇宙と交信している。 人間も、頭が天を向き足が地を向いているのだから、宇宙の声が貫通する穴のはず。





















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