湯の峰温泉 つぼ湯
週末には紀伊半島の神社仏閣と温泉に行ってきた。
湯の峰温泉のつぼ湯。
熊野古道が世界遺産となり、その一環として、唯一温泉で世界遺産にもなってる。
小栗判官伝説で、100日の湯治で毒が抜けて蘇生した場でもある。
以前、漫画家の近藤ようこさんと、藤沢の遊行寺で小栗判官の漫画に関する対談をしたのも懐かしき思い出だ。
小栗判官では藤沢の遊行寺から湯の峰温泉のつぼ湯まで徒歩で歩いた史実が出てくる。
ケガレを祓い、蘇生のため。今風に言えばwell-beingのためのholy journeyか。場所と場所は不思議な時空間で、メビウスの輪のように繋がっている。100日の湯治ですべての毒が抜けて人間に蘇生した。
つぼ湯は激熱と聞いていたが、前の人が薄めた?からか、冬場?だからか、42度くらいの適温で最高だった。
ここは七色の湯!とも言われ、色も色々変化する。
洞窟の瞑想のようで素晴らしいひとときだった。
含硫黄-Na-炭酸水素塩泉 アルカリ性。







申し込んだら順番待ちをして、最大30分まで入れる。
狭い空間だが、3人くらいまで入れます。
その後、薬湯にも入り、そこも最高だった。全身がポカポカと温まり、よく眠れた。
時が泊まったかのような昔の風情が残る温泉街は貴重。
卵を買って自分で温泉卵を作る場所もあり、そうしたコモンズの在り方としての温泉地の名残が素晴らしい場所だった。





〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町湯峯
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