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海野宿(長野県東御市)

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 7月2日
  • 読了時間: 1分

長野県東御市の海野宿。

昔の街道。

何もない。だからこそ美しい。

この美学を保った東御市の方々は素晴らしい。


旧街道は、景観を維持するため、統一感のないお店が氾濫してしまう。それはそれでしょうがないとも思う。

ただ、東御の海野宿は、この凛とした美しいたたずまいの美学そのものを冷凍したように保存している。

この空気感を、私の実力では写真に転写することはできない。



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何もない、だから何でもある。

そうした般若心経の神髄のような空間の在り方に、感動。

強い意思と美学がないと、こうした空間や場の保存はできない。

ゲニウス・ロキ(genius loci)に対する敬意と畏怖を感じる。


海野氏・真田氏の氏神、白鳥神社のたたずまいも美しく。空間が持つ力にしびれた。


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"All things, being essentially empty, are capable of appearing in any form."

(すべてのものは、本質的に空であるため、あらゆる形をとることができる。)(by.D. T. Suzuki)


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