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歩くと走る いのちの勢い

散歩。


自然界。















自然界と人工物のバランス。










散歩。

歩く。

だが、子どもは時に走る。


子どもが突然走るのは、いのちの勢い、のようなものなのだろうか。大人はこういう「勢い」のようなものを抑制し続けていることで、勢いが別の形で噴出し、時には問題行動へつながっている場合もあるのだろうか、とも。突然走る、のは健全な行為だ。


野口晴哉先生も「勢い」のことを語っていたように思う。


勢いが沈んだ者は、例外なく死んだ。勢いが潜んでいる者は生きた。 勢いだけが生の状況を示す。 しかし、勢いは、目で見えず、触って分からず、ただ勘を磨いて感ずるだけだ。 同じ水を浴びても勢いの弱い者は風邪を引くが、勢いのある者は風邪を引かなくなる。 勢いは悪いはずのものを良くすることもあれば、良いはずのことも悪くなってしまうこともある。 勢いとは面白いものだ。


こうしたことを語っていた。

そう考えると、子どもの「勢い」はすごいものだと、いつも感心する。いのちが剥き出しなんだろう。








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