愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama パフォーミングアーツ・セレクション2024@KAAT神奈川芸術劇場
水の勉強をした後に、KAAT 神奈川芸術劇場でのダンス公演を見に行く。
小暮香帆×ハラサオリ『ポスト・ゴースト』
かなり実験的な作品で、ダンスの構造自体を壊して、歌舞伎、幽霊、性などのテーマから立ち上がったインスピレーションを、断想的に繋ぎ合わせた作品か。見ている自分自身が、色々な演出をしたくなった。
2作目は島地保武『Dance for Pleasure』。
11 名のダンサーとの創作。素晴らしかった。ダンスの原点に回帰するような作品。個のダンスが時に場のダンスとして同期し、また個に戻る。そのシークエンスが極めて滑らかで、かつ美しかった。ダンサーも観念や知性ではなく、肉体と感性で踊っていたように見えた。
知性と感性の奥にある霊性は、存在から放たれるもので、知識や概要では到達できない。そうした人生を生きるダンサーには畏敬の念を感じる。
まさに水の時代の到来。
⚫︎横浜国際舞台芸術ミーティング 2024(YPAM2024)<YPAM連携プログラム>
愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama パフォーミングアーツ・セレクション2024





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