

コンドルズ『ALL YOU NEED IS LOVE』@彩の国さいたま芸術劇場
コンドルズ『ALL YOU NEED IS LOVE』@彩の国さいたま芸術劇場を見た。 結成30周年!のコンドルズは、やっぱりすごかった。抱腹絶倒、七転八倒だった。ダンスという概念を超えて、異世界と異次元を体感する時空の旅にいつも驚かされる。 良平さんの創作は、日々の中で出会う「面白いもの」「ひっかかるもの」を、でたらめにシャッフルしながら、一つのプロットで鮮やかにつなぎ合わせている白魔術のような気がする。 スケールのサイズの違いはあれども、大小さまざまな気になることには心の琴線に触れる「何か」があって、その「何か」をおむすびのように球体にニギニギして数珠のようにつなぎあわせてナミアミダー、と言っているかのように。色んな次元が錯綜している。 コンドルズがいつも学ラン(学生服)であることも、学生時代にくだらないことに笑い転げていた時代、「箸が転んでもおかしい時代にタイムスリップさせてくれる装置のようだ。 コンドルズのメンバーは本当に多彩で才能ある個性ある人々の集団で、その個性ある人たちが「面白いこと」をする一点、熊楠の言う「萃点(すいてん)」(万物


『great journey 9th』近藤良平(コンドルズ)× 永積 崇(ハナレグミ)@赤レンガ倉庫
great journey 9th。 近藤良平(コンドルズ)さんと永積 崇(ハナレグミ)さんの不思議な舞台。 わたしは2年前の7thで共演させていただきました。 great jouneyは、いつでも横浜赤レンガ倉庫で行われる雲を掴むようなひととき。 基本的には、遊ぶ、ということ。プロが行う本気の遊び。 色々な発想の種を膨らましたり潰したり、思いつきと即興と愉快な空想にまきこまれる。ジャンルや分類を拒み続ける不可解な時間をともに過ごす。 わかったような気がすると、わからないところに連れて行かれ、迷子になると、ダンスと音楽で助けてくれる、というような。コンドルズの舞台と同じで類似物がない世界。 3/21と3/22のまだ2公演ありますので、ご興味あれば2人の芸達者ぶりを堪能下さい。 軽井沢から遥々この舞台見るために赤レンガまで行って大満足でした。 とにかく異次元が楽しい! ................... ダンス集団・コンドルズを主宰しダンスを柱に演劇、映画、テレビなど多角的に 活躍する近藤良平と、ハナレグミ名義で2002年からソロ活動をスタート


K-BALLET Opto『踊る。遠野物語』@東京建物 Brillia HALL
年末の池袋(東京建物 Brillia HALL)に、「踊る。遠野物語」を見に行く。 舞踏とバレエと古代の音とが融合した、かなり挑戦的な舞台だった。 「踊る。遠野物語」では、1945年の戦争時の特攻隊員が神隠しにあった超自然的な少年に導かれながら彷徨う舞台。 生きているのか死んでいるのか。ここは、この世なのか、あの世なのか。この世とあの世のあわい・結節点である「遠野」をさまよいながら、オシラサマ、雪女、山姥などに出会い、許嫁の面影を重ね合わせながら、自分自身に問いかける魂の舞台。 「舞踏 (BUTOH)」(1950年代に土方巽らが創始した、日本独自の前衛舞踊(暗黒舞踏))を見たことがない人には衝撃だったのじゃないかと思う。「踊る。遠野物語」の主催は熊川哲也さんのK-BALLET(バレエカンパニー)で、多くのバレエファンが見に来ていた様子だったから。バレエは天に飛翔していくダンスだが、対照的に舞踏は地へと融合していくような舞踊。対照的だからこそ、対局主義は舞台という器の中で異次元の化学反応が起きていた。 私は大学生の時、大駱駝艦の舞踏(吉祥寺にある壺


コンドルズ『BORN TO RUN』@彩の国さいたま芸術劇場
コンドルズ埼玉公演2025新作『BORN TO RUN』@彩の国さいたま芸術劇場を見た。 結成29年目!のコンドルズ。あらゆる舞台表現が込められた抱腹絶倒の舞台。最高だった。 意味が無さそうだけどなんとなく記憶の底に残っているものを、どぶさらいか、どじょう救いのようにかき集...


「舞台はあなたの中にある」(埼玉アーツシアター通信 Vol.115)
「埼玉アーツシアター通信」は、埼玉会館、彩の国さいたま芸術劇場、首都圏の文化施設や公共文化施設などで無料配布しているアート情報冊子です。 いま、彩の国さいたま芸術劇場では 【ほぐすとからむ】(8/3-8/11@ 彩の国さいたま芸術劇場 )...


『great journey 8th』近藤良平(コンドルズ)× 永積 崇(ハナレグミ)@赤レンガ倉庫
great journey 8thを横浜赤レンガ倉庫に見に行った。 今年も豊富絶倒の面白さだった。色々な感情が揺さぶられる時間だ。 それは、二人がつくる空間が、見る側の能動的な働きを求めてくるからだ。 舞台の上にあるただの棒や紙。日常にあるありふれたもの。その場その場で色々...


「Noism0 / Noism1 「円環」 金森穣 近藤良平 Triple Bill」@彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 に、「Noism0 / Noism1 「円環」 金森穣 近藤良平 Triple Bill」を見に行った。 https://noism.jp/noism0-noism1-enkan/ Noismの結成20周年ということもあり、記念碑的な作品だった。...


愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama パフォーミングアーツ・セレクション2024@KAAT神奈川芸術劇場
水の勉強をした後に、KAAT 神奈川芸術劇場でのダンス公演を見に行く。 小暮香帆×ハラサオリ『ポスト・ゴースト』 かなり実験的な作品で、ダンスの構造自体を壊して、歌舞伎、幽霊、性などのテーマから立ち上がったインスピレーションを、断想的に繋ぎ合わせた作品か。見ている自分自身が...


11/22:芸術監督クロストーク「夢の人に逢う」Vol.6 近藤良平×稲葉俊郎@彩の国さいたま芸術劇場
来週末の11/22金曜ですが、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督であり、振付家・ダンサーでもある天才・異才の近藤良平さんと、対談があります。コンドルズのダンスはみなさん見に行った事ありますか?!コンドルズ、近藤良平さんの世界を体験したことない人はもったいない!人生損してる!...


特別寄稿「地中に咲く花」(Dance Base Yokohama ANNUAL REPOR 2021~2023)イスラエル・ガルバン@KAAT
コンテンポラリーダンスの聖地である横浜。 Dance Base Yokohama。 コロナ禍で大変だった時期、ANNUAL REPOR 2021~2023の公演にて、 スペインのフラメンコ ダンサー兼振付師であるイスラエル・ガルバン「春の祭典」のReviewを書きました。...