

「Author Residence 2026」@きたもっく
2026年1月31日から2月8日。 日本一のキャンプ場と称される北軽井沢のきたもっくにて(『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)にも書きました)、宿泊型読書リトリートイベント「Author Residence 2026」があります。 最短2泊3日から最長8泊9日で、寒く雪で真っ白な北軽井沢で、俗世と離れて滞在するリトリート企画です。 「宿泊型読書リトリート」とあるので、私もスーツケースに積読して読めてない本をたんまり入れ込んで、現地に向かおうと思います。 いま、豊臣兄弟の大河ドラマを見ているので、井沢元彦さんの「逆説の日本史」でも一気読みしようかな、とか、温泉や発酵関連の本を一気読みしようかな、とか、横山光輝の三国志全60巻や手塚治虫全集300巻読もうかな、とか、勝手に妄想だけ膨らんでます。笑 私も含めて「カタリスト(語リスト?)」がおります。 2/1は稲葉と緒方さん(熊本高校の偉大な先輩で、万博の動的平衡館作ったすごい方!)、2/2は稲葉と嶋田さん(初対面です。株式会社さとゆめ代表取締役のすごい方!)と、15:00 – 16:30の時間に同


『旅の手帖(2026年2月号)』:「体も心も治る!温泉は未来の医療なのだ」(交通新聞社)
今月号の『旅の手帖(2026年2月号』に、インタビュー記事が出ています。 「体も心も治る! 温泉は未来の医療なのだ」と、天才バカボンのパパみたいな言い回しになってますが笑。 温泉はmade in Earth病院です。 私は『旅の手帖』は大好きで毎月読んでいます。図書館で見かけけても必ず読みます。読むだけで脳内旅行に行った気持ちになります。いかに自分が狭い世界で生きているか、と痛感します。広い視野が生まれます。それだけで温泉のように体がポカポカします。 フーテンの寅さんのようにふらりと、芭蕉が「そぞろ神」に心を乱されるようにして(「春立てる霞の空に白河の関こえんと、そぞろ神の物につきて心をくるはせ」『おくのほそ道』)、ふらりと旅に出たいなぁ、と、妄想が駆け巡りますよね。ただ、勝手に旅に出ると失踪と思われて捜索願いを出されますが。旅にもホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)が大事です。 『旅の手帖』では色々と好き勝手に話してますが、旅を愛する酔狂な方々が、やっぱり温泉っていい!温泉って深い!と思ってもらえればいいな、と。大好きな雑誌なので光栄でした


冨士屋ホテル@別府・鉄輪温泉
高層ビルひしめく都内を出て、空を飛んで別府の鉄輪かんなわ温泉。 別府・鉄輪温泉の宿、冨士屋ホテルに。 温泉蒸気がもくもくと。 蒸した料理は地球ミネラルがたくさん。 温泉蒸気を見ているだけで体がゆるむ。 温泉パワーで蒸した地獄蒸しは、この鉄輪かんなわ地域に足を運ばないと食べれない。 発酵食、オーガニック、作り手さんの手間と愛が込められた食材。 地球のエネルギーを感じる食を、命満ちた食を定期的に摂取するだけでも充分な養生になるし、地球を大切にしよう、という想いまで、一直線に繋がると思う。 日本の養生文化は奥が深く。奥行き、の概念自体が日本の精神世界とも関連あり。奥宮、奥之院、隠れ宮、などなど。 霧や蒸気でよく見えない場所でこそ、心の眼が開かれるんだろう。フェイク世界に騙されないように。 冨士屋ホテル 〒874-0041 大分県別府市鉄輪上1組 https://kannawa-fujiya.com/


「はし」と「二河白道」
都会では川が地下にもぐっているが、古い歴史ある街に行くと、必ず川があって水の流れがあり、生活をつなぐために「橋」がある。 橋も箸も「はし」。 「はし」の語源には「物と物をつなぐ」という意味があるらしい。 橋(はし)は、川で離れた両端をつなぐ。梯(はし/はしご)は垂直方向をつなぐ。柱(はしら)も天と地をつなぐ。嘴(くちばし/はし)も、箸(はし)も、食べ物と自分をつなぐもの。いのちといのちをつなぐもの。 旅をしているとき「はし(橋)」を渡るたびに思い出す言葉が、 「二河白道(にがびゃくどう)」。 浄土教の教えで極楽浄土への道筋を説明する比喩でもある。 ちょっと足を踏み外すと「火の河」に落ちる。 ちょっと足を踏み外すと「水の河」に落ちる。 「火の河」と「水の河」に挟まれた「白い細い一筋の道」を見つけて生きていくのが人生だ、と。 心のまま、本能のまま、自由奔放に生きていれば「火の河」に落ちる。 冷静に、慎重に、考えすぎて生きていれば「水の河」に落ちる。 どちらの河にも落ちやすいものだが、どちらにも偏らず、一筋の道を見つけなさい、と。 「二河白道(にがびゃ


婦人画報2026年1月号:温泉宿アワード 2026
今月発売の婦人画報2026年1月号は温泉宿アワード 2026です。 僭越ながら、こちらに私も温泉を選ばせてもらっています。 世間がラグジュアリー志向になっているので、私はその逆側へ、むしろ質素で簡素で、だからこそ濃密でより本質的な世界を応援しています。芸道が追及する世界。茶道や能楽が描く世界を未来地図へと。 ほかの方々のセレクションも興味深いものばかりで、行ってみたい場所で楽しい妄想が広がるばかりです。 日本はWell-being国として世界中の人を幸福にする場所になっていくと思ってます。 ぜひお読みください~。


青熊書店@大岡山
大岡山の青熊書店に。 熊本高校の先輩が古書店をされていると高校の会報で知り、日吉から立ち寄りました。 夫の青森と、妻の熊本をがっちゃんこさせて、青熊書店のネーミング。 ギュッと詰まった本の空間は、松岡正剛さんの遺志も受け継ぎながら、本への愛が溢れた空間。 右から左へと本を流すのではなく、店主の愛ある編集が入る事で、本自体が別の意味と価値を帯びる。 わたしも本やレコードには恩恵を受けた。恩返しをしたい。 小さくともよいので、魂がほっこりする古書店を軽井沢でやってみたいな、という気持ちが岩清水のようにコンコンと湧いてきたー。いのちの居場所。古書は先人の魂の継承。 講談社から出る新刊本も置いて下さるみたいです。 2025/11/17:稲葉俊郎『肯定からあなたの物語は始まる』(講談社)( Amazon )( 講談社Web ) 温泉小説と、九州の千夜千冊、を購入。 熊本つながり、で、からしれんこんうまい棒、までいただいてしまいました。新幹線のおつまみに。 また大岡山、立ち寄ります! 青熊書店 住所 〒145-0062 東京都大田区北千束1-53-11...


富士山(不死山)
太郎(or太陽の塔)からの禅の公案として、700万年後の未来の人類をイメージしていたとき、新幹線から富士山(不死山)が顔を見せた。不思議な雲と共に。 人間は、いづれ雲や山のような存在物に溶け込んでいく、有機物と無機物との区別は一時的なもの、この世がそもそも仮の宿(「常世(とこよ)」に対する「現世(うつしよ)」)、と考えていたのは、ほんの100年前くらいのコモンセンス(共通感覚)。 雲には水として、山には菌が分解した養分として、霊は山に帰り祖先として。死者は、土に還り、天に昇り、循環の環そのものとなる。 人間は山や水、自然へと変化することで、過去・現在・未来という「とき」を結び、生類や自然という「いのち」も結び、壮大な円環を結ぶ。しめ縄のように、しっかりと。 そんな時代の記憶は、今でも神話や物語が、コトバという乗り物で遠い太鼓のように語りかけていること。 悠久の過去への眼差しと、未来へのヴィジョンこそが、【現在】を変容させる。 「芸術は呪術だ」 太郎の祈りは、次世代に託された。


禅の公案 太陽の塔から
軽井沢から大阪に来ると景色はがらっと変わる。 ここまで都市を作り上げるには多くの人の汗があり、一本一本の鉄骨や鉄柱含め、関わったすべての人に人生のドラマがあると思うと、ぐっとくる。 10年前、100年前、1000年前、1万年前、、と比較して、動物が見ても昆虫が見ても、人間が作り上げた都市の精密さや緻密さは、きっと驚異的に見えているのだろうと思う。 大阪に行ったときに、 万博記念公園に太陽の塔を見に行った。 岡本太郎は、人類は進歩も調和もしていない、と、宣言し、太陽の塔という神像を据えた。1970年のこと。 太陽の塔は過去・現在・未来の象徴。悠久の過去と遥かなる未来とが衝突して現在という時空が立ち上がる。 現在は過去と未来が衝突した火花のようなエネルギー構造物。 太郎と太陽の塔からの、禅の公案のようなものだと受け取ってみる。 約700万年前、類人猿から分岐した「猿人」と呼ばれる初期の人類が誕生した(サヘラントロプス・チャデンシス:現在のところ最古の人類化石)。 700万年かけて、いまここにやってきた。農耕や産業・情報革命を経ながら。...


紅葉の 軽井沢 雲場池
軽井沢で散歩。旧軽井沢から裏道を通っての雲場池。 道をただ歩く。ただそれだけで楽しい時期。 ものすごく暑く散歩の気分ではなかった夏。そして、雪や凍結含め、ものすごく寒くなる冬。 その間の、思わず散歩したくなる一瞬のひと時。 雲場池。紅葉が美しく、多くの方が訪れている。 軽井沢に住んでいると観光地にはあえて行かなくなる。だからこそ、あえて行ってみる。 結果、やはり自然が醸す圧倒的な美しさに、息をのむ。 自然の色が刻々と変化しているように、きっと人間の体の中もこうして日々入れ替わり、変化し続けているのだろう。 時に吹く風で、水の形が変化する。 そうした二度と訪れない自然の変化の層との出会い。 水は本当に不思議なすがた、かたち。 作家、正宗白鳥(1879〜1962)の文学碑も、雲場池のほとりで見守っていて、ここにも静謐な時間が流れていた。


本・中川@松本
とても素敵で思い出深かった場所。 長野県松本市にある【本・中川】。 本特集でよく出てくる本屋さんなので、いつか行ってみたいな、と。 【本・中川】には、普通の本屋では見たこともない美しい独立系の本が立ち並び、ベストセラーという巨大な社会の流れとは全く違う時間が流れていて、美しい秘湯を流れる岩清水と清流のような作品群が。 中にはギャラリーも併設されていて、本と美術との合わせ技が素晴らしく。 【本・中川】にも多数あった【 ナナロク社 】は面白く素敵な作品をたくさん作っている出版社だなぁ、と。詩集が多い【 左右社 】も装丁が素晴らしく美しくて。 本好きたちによる本好きが集まる場。 とってもInspirationを受ける場だった。 私は、素敵な神社仏閣に行くと、色々な霊感(Inspiration)を受け取るのですが、【本・中川】も同じ場。本を見ているだけで無意識が動き、イメージの世界に包まれてゆく。 定期的に訪れたい場。 ちなみに、店主の中川さんは、暮らしの手帖で連載もされていて、素敵な方でした。 吟味して本もたくさん買いました。 とても小さいスペースなの