

2017年穂高登山 前編
大学の夏季限定山岳診療所の手伝いに行ってきた。 長野県の上高地から入り、歩いて6-7時間の涸沢ヒュッテまで行く。 東大医学部OBで60年弱!近くもやっている山岳診療所の手伝い。 山への恩返しもかねて、学生のころから20年近く通っている。...


Seiji Ozawa Matsumoto Festival
東大の夏季限定山岳診療所へ行く日。 ちょうど、サイトウ・キネン(セイジ・オザワ 松本フェスティバル:Seiji Ozawa Matsumoto Festival, OMF)とも日にちがあった。 小沢さん指揮の会はすぐに売れ切れてチケットとれなかったが(ピアノも内田光子さん...


齋藤陽道「それでも それでも それでも」、雅楽の管楽器”笙”のトリオ
友人のぜひとも伝えたいアナウンスを二つ。 一つ目。 齋藤陽道(はるみち)さんの本。 「それでも それでも それでも」。 素晴らしい本!!! まずタイトルがリフレインで印象的です。 そして、本の装丁が美しい。祖父江さん装丁! すごい。 ...


体の表現
身体でも心でも、「病」として表現するだけでも力がいる。 だから、「病」として表現できるだけで、十分それに対応できるだけの力もある、と考えた方がいい。 問題が絡まった糸のように錯綜している場合や、そもそもの力が枯渇し不足している場合は、「病」として発症させることもできない。 ...


笑う
生後2ヶ月、はじめて子どもが笑った。 「あははは!」 生理的微笑と言われる笑顔はあったが、顔の表情での微笑は何度もあったが、声の運動として連動したのは生後2ヶ月で初めて。 笑う、という単純な行為がこんなにも嬉しいものかと思った。...


花のつぼみ
花のつぼみを見ていると、なぜこんなにも美しく絶妙に折り畳んで準備ができているのか、と思う。 咲こうとする勢いと、もう少しだという時期の到来を待つ姿勢。赤ちゃんがこの世界に生まれてくる直前と同じだ。 自然の美しい形は、すべて不思議としか言いようがない。人知を超えた世界だ。Is...


生と死のリンク
昨日は8月15日。 死者を悼むお盆の日と、終戦日とが近いのは偶然なのだろうか。 日本の神話では、イザナギ・イザナミから国土や神々が生まれる。 妻イザナミは命をかけていろいろな神々を生むが、最後は火の神カグツチを産んで、代わりに絶命する。 ...


「八月に想う」
先日は、「八月に想う」トークショーと称して、俳優の小木戸利光さんと共演した。 小木戸さんが単著の新刊を出され、NHKで主演もされた。どんどんと大舞台に羽ばたき始めている。小木戸さん自主企画のゲストにお声かけいただいたので、なんとか一肌脱ぎたいと思った。...


文化の力
最近、TVやメディアの報道を見ていると、芸能人の不倫の話題が多い。 本来、他人ごとに興味を持つ、というのは、自分の内的な影を「投影」という形で外の世界に「投影」して見るという、人間そのものが持つ認識の仕組みそのものの問題だ。...


田根剛さんとの対談
世界的ご活躍されている建築家の田根剛さん(同世代なのにすごい!!)と、アカデミーヒルズで対談します。8/31木曜の夜です。 (AXIS(アクシス) 2015年 08 月号より) 田根さんとはプライベートでは度々話していますすが、こういう真面目な話をするのは初めてかもしれない。...