もつお「高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで」KADOKAWA (2021)
医療者として現場に立ち続けてきたおかげで、本当に色々な人に出会う。そうした経験こそが、人間は一筋縄でいかない。だからこそ人間存在は崇高なのだ、という思いも重ねてきた。 一見理解できない相手と出会うたびに、相手をなんとか理解したいと思う。...
共に育て共に味わう
稲刈り手伝いの末席に。 機械故障のため、カマを片手に人力で。 いまは機械で稲刈りをするのでしょうが、昔は人力が当たり前。 季節は待ってくれないから、自然の変化に応じて短期間で人手がいる。だからこそ近くに暮らしている人たちが総出で手伝い、収穫を祝い、食も苦労も喜びも分け合う。...