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「音楽と同時に人間そのものが見えた」坂田明(信濃毎日新聞:山ろく清談)

  • 執筆者の写真: inaba
    inaba
  • 2020年8月12日
  • 読了時間: 1分

信濃毎日新聞の「山ろく清談」、アルトサックス奏者、坂田明さんのInterview、素晴らしかったなぁ。


21歳のとき、ジョン・コレトレーンの演奏で、「音楽と同時に人間そのものが見えたんだよ。肉体と精神をすべて注ぐ生き方が音楽でできるんだ、こう生きたいって思った」というところがかっこいい。こうした自分の体験にまっすぐ生きている人は嘘がない。

寺山修司が「いい演奏なのになんで客がいないんだ」って怒ったエピソードも。


坂田明さんはミュージシャンだけではなくて、ミジンコ研究者の顔もある。


小さい生命を観察しているからこそ、自分の中に芽生える命に正直な人なのだろう。


「新しいページ」を待とう、という呼びかけも、賢者の響きだ。




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