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「兵庫県立横尾救急病院展」図録より

横尾忠則さんのTwitter

―――――――――――――― @tadanoriyokoo 4月21日 このコロナで人類の意識は良くも悪くも変るでしょうね。どう変るかはその人次第でしょうけど。 ―――――――――――――― 幻の展示となってしまった「兵庫県立横尾救急病院展」。 まさにこの時代を予見するかのような横尾さんのすごさには改めて驚いています。 そもそも、今回の展示を横尾さんと話し合っていたのが2019年3月。 1年後にあたる2020年3月の展示の相談をいただき、「医学と芸術とが交わるものにしよう」と話し合っていたのです。命や魂の次元に降りれば、自分は同根のものであると思っていましたので。

『兵庫県立横尾救急病院展』の巻頭テキストという有難いご依頼を受けて(横尾さんは紳士なので、依頼のとき、人を介してではなく、必ずご自身の口からお願いを伝えるのです。少なくとも自分の時は必ずそうです)、自分も『横尾忠則と病との関係』に関して、横尾忠則愛を炸裂して書いたのです。気を失いかけるほど、横尾さんの絵をもう一度読み込みました。 2019年3月のときから2020年の展示は全員マスク着用、全員が白衣を着る、という構想を話し合っていて、自分は『兼業農家』ならぬ『兼業医療家』の時代になっていくだろう(なっていってほしい)と言うような話も含め(魂や命に畏怖を感じる時代へと)、横尾さんと10時間近くも激論して話し合っていたのでした・・・・・。 ということで。

幻となった「兵庫県立横尾救急病院展」@横尾忠則現代美術館(2020年2月1日(土)-5月10日(日)ですが、稲葉が書いた巻頭テキストを、美術館と横尾さんのご厚意で、一時的に無料公開にしております。 ぜひともお読みいただき、わたしたちは『病』という現象を介して何を読み取るのか、その辺りを感じていただければと思います。

■「兵庫県立横尾救急病院展」図録を販売しています(※巻頭論文を特別公開中!)


■<稲葉俊郎氏による巻頭論文を特別公開中!> ※臨時休館中の期間限定となります 閲覧はこちらから 稲葉俊郎「病の神様の微笑」 http://www.ytmoca.jp/topics/catalogue_hospital.pdf








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