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July 29, 2017

ことだまの力っていうのは本当にある。

だからこそ、言葉は大切に使わないといけない。

むかしのひとは、一音一音にかみさまがいるって感じてたことを、もっと真剣に考える必要があると思う。

井筒俊彦先生の著作にも『Language and Magic』というものがあり(邦訳がない)、コトバの誕生は、呪術のようにマジカルなものだっただろう。

『THE COLLECTED WORKS OF TOSHIHIKO IZUTSU〈Vol.1〉
Language and Magic:Studies in the Magical Function of Spee...

July 29, 2017

俳優・歌手・舞踊家・作家とマルチに活躍されている小木戸利光さんと、8/13日曜の17時から対談をします。

この日はお盆。
生者と死者とが入り混じる時期です。

先人たちへの敬意を胸に、先人たちに思いをはせる時期。

小木戸さん主演のNHKドラマが、NHK 総合 8月9日 (水) 午前1:00~2:13 (8/8火曜25時~26時13分)に放映となります。
このドラマのテーマは原爆であり、鎮魂です。
小木戸さんの母役が加藤登紀子さん、父役が田中泯さんというものすごい布陣のドラマです。

対談の場所は、お寺カフェの元祖、都会のオアシスのお寺、光明寺!...

July 28, 2017

時にはほっこり・ほんわかした内容で。

小石川図書館で借りてきたレコード、『0(ゼロ)歳の音楽』。
めっぽう、選曲がよくて毎日流している。


ゼロ歳以上が対象らしく、けっきょく全員が対象ということ。

どうも、このLPの表紙の子が誰かと似ていると思っていた。

写真を撮ってみたらカメラ目線。
二人から、なんだか見透かされているようだ。
(爪で顔をかいちゃうので、手はドラえもんorバルタン星人です。)

July 27, 2017

昨日は、ミヅマアートギャラリーに、池田学展「誕生」のオープニングに行きました。

縦3m、横4mの絵が一つだけどんと置いてある。
その絵は、絵全体が異世界への窓のようで、Another Worldが穴をあけてたたずんでいるようだった。

近くで見てみるとさらに圧倒される。あらゆるディテールに、無限回廊のように絵が描かれている。

それはこの自然そのもののミクロ世界とマクロ世界との結合だ。

そして気づいた。
これは池田さんの、3.11に対する鎮魂であり、祈りなのだ、と。

武満さんが音楽と祈りに関して描かれた文章がある。音楽を美術や芸術にあてはめても同...

July 25, 2017

ピアニスト高橋望さんのピアノを聞きに行かせてもらった。

ショパンもベートーヴェンももちろんすごかったのだが、なんと言ってもバッハがすごかった。
簡単に言うと、彼は天才だと思った。

平均律クラヴィーア曲集(Well Tempered Clavier)を数曲聞いたのだが、全身に鳥肌が立った。はじめてこうした生の旋律を聞いた。
そこにはまるで自我がなく、リヒテルやグレングールドとは全く違う旋律だった。

民藝のように自我がない美を持つ平均律クラヴィーア曲集。
自我が透明だからこそ透けてくる不思議な音色。

今までもバッハは好きだったが、高橋さんの解説...

July 24, 2017

あずみきしさんの漫画「死役所」という漫画。
すごい漫画だった。正直、引き込まれた。

能の世界の舞台となる、生と死のあわいの話。

人が死んだあと、この世とあの世の中間地点にすこしとどまるとされ(仏教だと49日)、そこであの世に行くか(成仏する)、この世とあの世の間でとどまってしまうのか・・・(成仏できない)、何か振り分け?のようなものがあるらしい、というのは、宗教や国を超えて共通性のある話だ。そうした中間領域での仕分け?を担当する場所としての「死役所」がテーマとなっている。生と死の間としてのゲートとして。

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July 23, 2017

能の発表会だった。
謡曲にて西王母のシテをさせてもらった。

仕舞いは猩々。


西王母は仙女で神様。
あちらの世界からこちらの世界に神様が降りてくるありがたい謡い。

ありがたや、ありがたや、台詞の中にもあるくらい。
謡っていて、こちらの意識も異次元になる。

地謡(コーラス隊のようなもの)として、
土蜘蛛、高砂、三井寺、東北、源氏供養、逆矛、にも参加させてもらったが、どのお話も面白い。


すべての内容に死者と夢の話が出てきて、古代の人はやはり夢という世界を極めて重視していたのだな、と思う。

朝から晩まで仕舞いを見て謡いを聞いて、能三昧の1日で、頭が...

July 21, 2017

暑い夏がやってきて、明日から東大の夏季限定山岳診療所も開所となる。(2017年7月22日(土)-8月20日(日)の約4週間)

今年も病棟勤務のため夏休みは8月にとれず、閉所時にあわせて8/19‐20土日の弾丸ツアーで自分も山にお手伝いに行きます。自分も散々登山させてもらいましたので恩返しのようなものです。

学生時代から毎年行ってますので、もう20年近く毎年行っていることに。
東京から松本まで約3時間、松本から上高地まで約2時間、上高地から涸沢診療所まで歩いて約6時間。しかし滞在時間は1泊のみ・・・かなしいが、しょうがない。


ちょうど、サ...

July 19, 2017

10/15日曜に大友良英さん監修の参加型音楽祭典「アンサンブルズ東京」があります。2017年の今年は東京タワーです。

なんと、自分もUA+稲葉俊郎という謎のユニットで出ます!!!!

(→案内PDF

UAさんから「何か面白いことやりましょうよ!」と言われて、「面白いこと?!やりたい!!」と、二つ返事でOKしてたのですが、何のことかよくわかってなかったんですね。後々、実はこの「アンサンブルズ東京」の大友良英さん関連のイベントの一部だと判明したのです。

あー、驚いた。

アンサンブルズ東京 公式HP

ということで。

10/15日曜も、自分も何かの役で...

July 17, 2017

モロー反射という、赤ちゃんの原始反射がある。

頭を支えている手を緩めると、手を前に突っ張ってものを掴もうとする動作のこと。脳幹レベルで記憶が残っている反射の1つで、生後4ヶ月には消えるとされる。

お母さんから離れないように掴もうとする反射だとされるが、それだけだったら生後4カ月で消える必要はない。

だから、こうした消えてしまう原始反射は、進化の途上で必要なくなった働きだとも考えられていて、人間の先祖であるほ乳類が樹上生活をしていたとき、木から落ちようとした瞬間にとっさに掴もうとする反射でもあるとされる。

もちろん、すべては謎で、謎に満ちた行...

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