イメージ世界は意識の底を支える

「新型コロナウイルス」は実態でありながら同時に概念でありイメージでもある。 実態としてのウイルス対策がいちばん大事だ。 それは医学や公衆衛生の範囲内でもあるけど、現代医学が病気学をメインにした学問・実践体系だから、「予防」や「衛生」に対する対策がスッポリ抜け落ちている。だから「病院」も機能不全になってしまうのが現実。なぜなら、病院は病気対応(肺炎など)がメインだから。 今後は「健康学」を扱う場所が必要で、今のシステムでいえば、「保健所」は大事な場所になるはず。 個人の「健康」、街の「健康」、都市の「健康」、ひいては地球の「健康」を守る場所が求められているのではないかな、というのが自分の思い。 予防は「病気」への対応ではなく「健康」への対応になる。 この辺りは社会が全体性を失ったからこそ、起きている現象で、全体的なコンステレーションを読み取る必要がある。自分は、自分の持ち場(主に医療)の課題として受け取っている。 今の「新型コロナウイルス」の問題は、「実態」よりも「概念」や「イメージ」の問題が大きい。 そして、僕らの意識世界のすぐ底にあるのが「イメージ」の世界だから、イメージの世界に動かされると、すべて意識下に制御できたはずだ、と思えていた行動もおかしくなる。 これはアートや音楽を含めて、無意識の世界と深く交流している人なら分かるはずだ。意識の下にあるイメージの世界に操られて、意識世界が混乱してしまうのは、日ごろから無意識世界と仲良くしていないせいじゃないかなぁ。無意識と仲良くするためにも、芸術は呼吸するように日々大事なんですよ。 ちなみに、意識世界の住人(お固い仕事ですね)が年

ねじまき鳥クロニクル@東京芸術劇場

ねじまき鳥クロニクル@東京芸術劇場 を見てきた。 いやはや。感動だった。鳥肌立った。 ここまで春樹さんの世界観を、同じレイヤーまで深堀して表現できるとは恐れ入った。 同時に、舞台芸術の可能性や奥深さを感じいる素晴らしい機会だった。いまでも余韻が残る。 まず、音楽が素晴らしい。 演奏は、大友良英さん、イトケンさん、江川良子さんの3人。え!3人だけでこの音楽を!という感じで悶絶した。 「ねじまき鳥クロニクル」というだけあって、「ねじまき鳥」+「クロニクル(年代記)」なのですが、まさにその「ねじまき」や「クロニクル」という時間性が、余すことなく音楽だけですべて表現しつくされていて、驚いた。3人ですべての音楽をカバーする芸達者ぶりには恐れ入った。 そしてダンスも! ダンサーによる非言語の身体表現にかなり光が当たっていて、ダンス好きの自分は感動でもあった。 普通の舞台は役者さんに主にスポットライトが当たる。今回の舞台は、音楽、ダンス、演技が完ぺきな三権分立のようなケミストリーを奏でていて、三つ巴の緊張関係が、新境地を切り開いていると感じた。同等の立場で拮抗していた。 インバル・ピントさん(イスラエルの方)の演出はすさまじまかったなぁ。(+脚本・演出:アミール・クリガー+藤田貴大さん!) 観念の世界ではなく、演者の身体性を入口に、ムーブを拡大したり連想を連鎖させて膨らませているのが伝わる。身体を介して言葉にならない世界を受け渡そうとしているかのように。見ているこちら側の身体が同期してくる。映画などの映像表現では、やはり頭と頭との頭世界での交信を強く感じる。今回のような舞台芸術では、まさに身

葛西臨海公園 桜と水と光とけん玉

葛西臨海公園。 桜が咲いてた。 植物は自然界の変化を受けいれながら、自然に逆らうことなく自然界と調和して生きているなぁ。 葛西臨海公園へ、海を見にいく。 来月から森の世界に行くので、すこし海とはお別れなので。 水に光が反射して美しい。 光で水の動きが顕わになると、いつも武満徹さんの言葉を思い出す。 「水」は、「夢」と「数」の統合された貌(すがた)であり、その両者の異なる性質を同時に具えている、ということを。 --------------------- 武満徹「二つのもの‐作家の生活」 夢・数・水 現在(いま)私が書いている音楽について考えてみると、 この数年「夢(ドリーム)」と「数(ナンバー)」、そして曖昧な「水(ウォーター)」というものに強く影響を受けていることに気づく。 それは半ば意識的でもあり、また半ば無意識的であるともいえる。 わたしは思考や表現を活き活きとしたものにするためにこうした対立概念を導くのだが、 「夢」という不定形への欲望と、「数」の定型を目指す意志との衝突が、思考を静的なものに止めない。 「水」は、「夢」と「数」の統合された貌(すがた)であり、その両者の異なる性質を同時に具えている。 身近な死の汀(みぎわ)から無限の死の涯までを満たしているもの。 --------------------- 葛西臨海公園の大道芸で、偶然にけん玉師、伊藤佑介さんの芸を見る。 すごい技だった。 伊藤さんが子どもの時に夢中になったであろうけん玉を、純粋にやり続けて、結果的に仕事にする。 仕事に自分を適合させるのではなくて、自分が夢中になったことを結果として仕事として成立させる。

「画家が見たこども展」@三菱一号館美術館、キラキラっとアートコンクール(三菱地所)

三菱一号館美術館で「開館10周年記念 画家が見たこども展」を見た。 素晴らしかったなぁ! 外側にある情報にあくせくしている昨今だからこそ、しっかりと沈黙して、自分の内側を見て、どう生きていくのか。心を落ち着け、振り返るには、美術館の空間はよかった。人手もすくなかったし。 三菱一号館美術館は建物が本当に素晴らしく、空間の作り方も素晴らしく、三菱地所のセンスの良さと先見性を十二分に感じる空間だ。 ホワイトキューブで見るより、素敵な建物ありきで、そこを美術館にする、という発想法がいいです。空間にただいるだけで、豊かな気持ちになる。確か、ここはニコライ堂と同じコンドルさんお建築だったような。 お薦めの展示です。 ●「開館10周年記念 画家が見たこども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン」@三菱一号館美術館 2020年に開館10年目を迎える三菱一号館美術館は、丸の内に位置する美術館として都市と芸術のかかわりにスポットをあてた企画や、建物の特性を活かした親密なテーマによる展覧会を数多く開催してきました。10周年を記念する本展では、19世紀末パリの前衛芸術家グループ「ナビ派」の画家たちが追求した親密なテーマの中から「子ども」に焦点をあて、都市生活や近代芸術と「子ども」との関係を検証します。フランス、ル・カネのボナール美術館の全面協力のもと、国内外の美術館および当館の所蔵品から、ボナール、ヴァロットン、ドニ、ヴュイヤールらナビ派を中心とした油彩・版画・素描・挿絵本・写真等約100点により展覧します。 会期:2020年2月15日(土)~ 6月7日(日) 丸の内界隈をお散歩。 素

第3回 クリエイティブ会議レポート、UAさんと膝裏への太陽光

ふたつアナウンス。 第3回 クリエイティブ会議「Local Community/Local Creative」レポート(/ Q1プロジェクト)、WebにUpされていますのでShareさせてください。 参加者としても楽しかったなー。 OLAIbiさんのLiveも最高だったー! ========= 2月8日、山形市でクリエイティブ会議が開催されました。 ゲストは、ミュージシャンのOLAIbiさん、六本木のオルタナティブスペース「SuperDeluxe」プロデューサーMike Kubeckさん、そして医学博士であり「山形ビエンナーレ2020」の芸術監督に就任した稲葉俊郎さん。(山形) https://www.reallocal.jp/74993?fbclid=IwAR2J_9Qdm9DNPeHRm0hp1mQRviDTlkCvuqsJlzdsBY80_xVIAMwsLDyqyb0 ●【Web】2020/2/19:第3回 クリエイティブ会議「Local Community/Local Creative」レポート/ Q1プロジェクト(real local 山形) (写真は上記サイトから。Photo: 青山京平 Text: 中島彩) <参考> ■OLAibiさんという存在の光(2月11日) (その時の旅行記関連) ■かみのやま温泉@山形(2月10日) ■天童温泉@山形(2月13日) ■東北芸術工科大学卒業制作展(2020年)と遠野未来さん(2月12日) 朝日デジタルで不定期連載の【野村友里×UA 暮らしの音】が、すんごく面白い。 →●UA:「アレサは4歳から歌ってるのに!」 泣きながらミナ

【Opus One】バイオリニスト石上真由子さん

山野楽器でフェアをやってたときからの一目惚れ。 【Opus One】は素敵なシリーズ。写真も素敵だ。レコードサイズだともっと写真が映えるだろうなあ。表情のとらえ方に惚れ惚れ。 【Opus One】シリーズは日本コロンビアが出す若手のクラシックアーティストのレーベル。こういう素晴らしい方々を応援したい。(第1期の5人、第2期の3人のアーティストに続く新世代のクラシック演奏家を、広く公募しているらしい。) 石上真由子さんは、直感で買ったが、医師免許を持つバイオリニスト!国家試験通ってすぐプロの道を選び、臨床現場には出なかったみたいだけど、ちゃんと国家試験合格する意思の強さは素晴らしい。 バイオリンも、ヤナーチェクの不思議な音色、土地の精霊が浮かび上がってきそうな波動を巧みに引き出していて素晴らしく。ヤナーチェクもこんな風に弾いてもいらえたら喜んでるだろうなぁー!(ヤナーチェクといえば、村上春樹「1Q84」) 医療と芸術をテーマにする山形ビエンナーレ2020にも、こういう新しい未来を体現して生きる素敵な方、出ていただけないかなぁー。 〇【Opus One】石上真由子/ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ MV 〇医師とバイオリニスト、2つの夢を生きる 石上真由子 〇Opus One | 日本コロムビアオフィシャルサイト

「の」(junaida)

最近であった素晴らしい絵本。 その名も「の」。 作者は junaidaさん。 装丁はさすがの祖父江慎さん+藤井瑶さん(cozfish)! 読めば読むほどファンタジーの世界に、深海へ深海へといざなわれる。 絵本の世界はほんとうにすばらしい。 意識と無意識の、言葉とイメージと物語の、こどもとおとなと思春期の、もっとも絶妙な場所で、ひそかに光を放ち続けている。 他にもたくさん絵本のおすすめあるんですが、最近の一番の感動はこの絵本。 プレゼントにも最適です。ぜひ手に取ってみてほしい! なぜ「の」なのかは、読めばわかります~! 「絵本」をテーマに、いろいろ面白いことをやりたいなぁ!

タリアセンとフランク・ロイド・ライトと帝国ホテル

軽井沢タリアセン。 軽井沢に行くとこの土地があって、自分はこの【タリアセン】という言葉自体がもつ不思議な響きに惹かれていた。 ケルト研究の鶴岡真弓先生と話していて「それは建築家フランク・ロイド・ライトが晩年にテーマにしたもの。つい昨日、日経新聞に帝国ホテルとタリアセンという記事を書いたので送りますね」と言われ、そこからフランク・ロイド・ライトがさらに気になりだした。 【タリアセン】はケルト神話に由来して、「知恵者」であり芸術をつかさどる妖精「タリエシン」からきている。 建築家フランク・ロイド・ライトが作った「タリアセン」という場は、工房であり弟子や学生との共同生活の場でもある建築群のことを指す。ライトの事務所は「タリアセン・フェローシップ」と呼ばれる一種の建築塾で運営されていて、自給自足の共同生活を営みながら、建築の教育と実践を行なってきた。 ウィスコンシン州のタリアセンと、アリゾナ州の砂漠のなかにあるタリアセン・ウエスト。ライトは毎年2回、この大移動を繰り返しながら、学生たちになぜ建築を立てるのか、そのことを知的操作ではなく身体感覚を通して伝えようとした。 タリアセンは実験の場であり、同時に作品発表の場にもなっていた。 ライトが言う「有機的建築(Organic architecture)」とは、建築物を中心として,外部の自然との調和をはかる。建築は人間の有機的な生活を反映させた質的なものでなくてはならないと言った(ライト『有機的建築物』 An Organic Architecture (1939))。 その思想は、1921年の旧帝国ホテルのライト館として日本にて結実する。(1

第19回 道の学校:奥平祥子さん(華道、石草流いけばな 家元後継)

次回の『道の学校』は、2020/3/10。 ゲストは石草流いけばなの奥平祥子 (Shoko Okudaira)さんです! 奥平祥子さんとは、 2018年1月8日に、新春特別篇 〜医学と華道と音楽〜@浅草公会堂として、稲葉俊郎(医)、田島和枝(笙)、奥平祥子(花)、北川綾乃(箏)、本郷幸子(ヴァイオリン)という5人で共演して以来! →HP 華道家の奥平祥子さんは、とっても理知的でスマートでかっこよくてセンスある素敵な方です。宝塚トップスターのような佇まいから予想されるように、バレンタインデーには同姓の女子から大量のバレンタインチョコをもらうほど大人気だったとか!笑(この記事が2/14なのは偶然?!) ホテルオークラとか、オークラ関係のお花を一手に引き受けてる方だったと思うので、実は見たことあるはず! 自分は引っ越し前日で行けるかどうか不明ですが(苦笑)、お楽しみに! お申し込みはこちらから。→申し込みHP http://www.sdm.keio.ac.jp/2020/02/06-154101.html 2017年から行なっています「道の学校」。 東洋と西洋のスポーツ、武道、芸術、思想・宗教などを比較して参りました。 このたびのゲストは、石草流いけばな 家元後継の奥平祥子さんです。 ぜひ、お誘い合わせの上お越しください。 ゲスト 奥平 祥子 氏 石草流いけばな 家元後継 付加価値デザインコンサルタント 日本農業経営大学校 非常勤講師 【プロフィール】 慶応義塾大学総合政策学部卒。 ソーシャル・マーケティング専攻。 日本電気株式会社で新聞社総デジタルシステム化の基礎設計担当。 世界標

天童温泉@山形

高校生までは親からプロ棋士になるんぢゃないかと思われるほどの将棋小僧の自分にとって(実はかなり将棋強いんですよ)、山形の天童市は聖地!なぜなら、天童は将棋の駒の生産日本一なのです。名人戦とか、よく天童市で行われてたりして、将棋小僧の自分は天童への憧れがモクモクと膨らんでいました。 天童木工もあるし、いい木材が育つ土地なのでしょう。 「そば吉里吉里」(山形県天童市高擶北137-4)も美味しかった。(ご主人さんの真空管アンプ含めたオーディオの充実はすごかった) 同じ天童にある「腰掛庵」(山形県天童市北目1-6-11)のわらび餅も絶品だった! 山形は食が豊かで内臓世界が最高に喜んでいるのが分かる。 お腹を満たした後の天童温泉も素晴らしかった。 今回は「ほほえみの宿 滝の湯」の日帰り温泉に。 ●天童温泉協同組合 ●ほほえみの宿 滝の湯(たきのゆ) 山形県天童市鎌田本町1-1-30 →HP 天童温泉は山形から車で30分ほど。 交通機関だと、山形からバスで行った方がいいみたいです。 天童温泉はややぬるめで、品のいい泉質(東北は寒いからなのか、概して熱めの温泉が多い)。 ぬるめが好きで長時間入りたい人はお薦め。 (もちろん、温泉場によると思いますけど) 6時間たった東京への帰路でも、全身はホカホカ弁当でした。 ぜひ山形に行くときは、すこし足を延ばして温泉に入ってほしいです。 温泉バリアで皮膚が繭のように覆われている。 山形は温泉天国で最高だなぁー。 温泉や銭湯の「人の前で裸になる」っていう行為自体が大切な気がします。 身も心も裸になり、丸腰になってすべての偏見や思い込みを捨てて、アートを見に

東北芸術工科大学卒業制作展(2020年)と遠野未来さん

今回の山形滞在で大事なイベントの一つ。 東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展を見に行きました。(2020年2月6日(木)-11日火曜祝日) →HP https://www.tuad.ac.jp/sotsuten/ 東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展も素晴らしかったー! 地元の方がたくさんたくさん学生さんの卒業制作を見に来ていて、駐車場はパンパン!どこへ行ってもお祭りのように大賑わい! こんな活気のある卒業制作展ははじめてです。 地元に愛されているのは素晴らしいこと。 そして、そういう姿にこそ、アートの本来の姿を感じます。 誰にでも開かれたアートの在り方として。 学生さんたちの多様な作品群。 温泉に入るように、浴びるように感じました。 身も心もポッカポカ。 芸術の世界は、本気でぶち当たれば、本気で反応が返ってくる世界だと思う。 嘘があれば嘘がかえってくるし、真実があれば必ず真実が自分に帰ってくる。 4月からは東北芸術工科大学の客員教授も拝命するので、こういう若き未来を担う人たちのエネルギーを損なわないよう、むしろ奥深くから引き出せるよう、大人は若者の邪魔をしないように。 パイプ役として未来を彼らに手渡して任せるとき、僕らの世代が馬鹿にされないよう、精いっぱいできることをやりたい。 東京都内で行われる関連企画もありますので、ぜひ東京の方にも見に行ってほしいですー。 ●東北芸術工科大学 卒業・修了展[東京展]を東京都美術館で2/22~26に開催します https://www.tuad.ac.jp/sotsuten/event0200_02.html 東北芸術工科大学卒業・修了展

OLAibiさんという存在の光

今回の山形行きのメインは、二つ。 第3回 クリエイティブ会議「Local Community/Local Creative」鼎談に出ることと、 東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展を見に行くこと。 そのついでに、温泉に入ること(山形ビエンナーレの仕事の一環!)。 山形まなび館での第3回 クリエイティブ会議「Local Community/Local Creative」 OLAibiさん(ミュージシャン)、Mike Kubeckさん(Super Deluxe プロデューサー)、稲葉での鼎談(司会:岩井天志さん、馬場正尊さん)。本当に楽しかった! 暇さえあればPCで見ていたR不動産の物件。R不動産の馬場正尊さんにお会いできたのもうれしく。 Mike Kubeckさん(Super Deluxe プロデューサー)は、本当にあらゆるジャンルが交錯する場づくりをされていて、その圧倒的なコラージュのような世界は、多くの人が魅了されて出演し熱狂する場をつくりつづけられていた。 →●Super Deluxe(東京港区西麻布3-1-25-B1F)( 2019年1月に閉店!) 会自体が素晴らしかったのは、ファシリテータのお二人の尽力と、さらには何と言ってもオープニングアクトのOLAibiさんの演奏が超絶に素晴らしかったから! アーティストになろうと思ってアーティストなる人もいるけれど、OLAibiさんは生まれながらにしたアーティストだ。 全てにおいて感じ方と捉え方が異次元にあり、それでいて僕らの意識を先導するように常に前を前を未来を未来を、勇気をもって歩み続けている人だ。 そうした生まれつきのアー

かみのやま温泉@山形

山形へ行く。 新幹線で山形に行くとき、必ず気になるのがすぐ手前にある「赤湯」と「かみのやま温泉」。 東北新幹線は、東京→大宮→宇都宮→郡山→福島を経て、 そこから山形新幹線(というほど早くはないんですけど)に切り替わり、 福島→米沢→高畠→赤湯→かみのやま温泉→山形 へと進む。 (その後は、山形→天童→さくらんぼ東根→村山→大石田→新庄 で終点) (ゼンリンメールマガジン for Hobby Vol.25 より) 赤湯に関しては前回温泉に入り、最高のお湯だった!感想も書いた。ぜひ行っていただきたい。 →●December 4, 2019:赤湯温泉@上杉の御湯 御殿守 今回は手前のかみのやま温泉で下車して、温泉に入ってから山形入りする計画。 駅から歩いて5分くらいで温泉街に行けるのでお勧め! 山形に直通せず、ここで途中下車して温泉につかっていってほしい。 すこしひなびた感じが、またもの悲しさを演出して、いいものだ。 ●かみのやま温泉-山形県上山市観光物産協会- かみのやま温泉も最高だった!山形は質の高い温泉が多くて、いいなぁ。 今回は、「果実の山 あづま屋」さんの日帰り温泉に入り、展望露天風呂が最高だった。泉質もよくて。 かみのやま温泉 果実(かみ)の山 あづま屋 〒999-3141 山形県上山市新湯1-23 東北のように地表が寒い土地でも、地球の中心にあるマグマの高エネルギーが噴出して地表に飛び出てくる。 地表と地球内部のエネルギーがぶつかった場所に、人間の生活圏があるのも面白いことだ。 寒すぎても熱すぎてもダメで、その程よいバランスとしての、温泉の極楽! かみのやま温泉には、

ハナレグミLive「THE MOMENT ~HORN NIGHT~」With 東京スカパラダイスオーケストラ@NHKホール

ハナレグミLive、「THE MOMENT ~HORN NIGHT~」With 東京スカパラダイスオーケストラ@NHKホールに行った。 素晴らしかったなぁ! ハナレグミはシンガーとしても作曲・作詞家としても超一流で、ふっと歌い出すだけで場を一気に変える力がある。これは表現者として大切な資質だ。『attract』という言葉の語幹にある、引き込む、引き付ける、魅惑する、魅了する、呼び込む、招く、、、、そういう力。 ハナレグミはそれだけではなく、シンガーを大きく包み込むようなエンターテイナーとしての才能もすごい。 つまり、『entertain』としての、もてなす、歓待する、楽しませる、慰める、そうした力。 自分が作った歌、だけではなく、その歌に至るまでの歴史。 子供の時に影響を受けた歌、歌手として原点の歌、ギターを最初に弾いた時の歌。 そして、同じ歌手として亡くなってしまった死者のいのちを受け継ぐような歌。 忌野清志郎さんの歌(『帰れない二人』井上陽水さんとの共作) そして、震えたのはフィッシュマンズ(Fishmans)の歌。ボーカルの佐藤伸治さんが33歳で急逝されたが、そのいのちを引き継ぐような歌。 そして、そうした歌をバックで支える東京スカパラダイスオーケストラとの共演!(フィッシュマンズのドラムだった茂木(もてぎ)さんは、その後、東京スカパラダイスオーケストラに加入されている!) あらゆる要素を含んだあっという間の時間で、感動だった。 こういう部分に分割できない全体性を持って表現できる人は本当に稀有で貴重な存在だ。 1日1日という日々の中に、本当は、子供も思春期も大人も老いも、

『日本の原影』 @岡本太郎記念館

青山の岡本太郎記念館でやっている展示、「日本の原影」。 たましいが震えたなあ。 やっぱり時々訪れないとなあ、と改めて思った。自分は岡本太郎が好きなんだなぁ、と改めて思った。 都会ど真ん中に異界がぱっくり口を開けてる。ぜひ体感してほしい。 岡本太郎記念館(東京・南青山)企画展『日本の原影』 ■開催概要 日時   : 2019年10月30日(水)〜2020年2月24日(月祝) 10時~18時 会場   : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19) アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線 『表参道』駅より徒歩8分 公式サイト: http://www.taro-okamoto.or.jp/ 岡本太郎記念館で取材を受けるのは本当に光栄だ。 高校生の頃、岡本太郎「自分の中に毒を持て」を読みながら、こんなにも分かり合える、分かちあえる大人がいるなんて、と、活字だけで歓喜と共に孤独から解放されて喜んでいた、ひとり闘っていた過去の自分に教えてあげたかったなあ。 いのちを受け取る覚悟があれば、いのちは光のように重なって受け渡されるんだよ、と。 アトリエに足を踏み入れた瞬間、あなたがやりなさい、って炎のような熱が伝わってきた。肩をポンと押された気がして思わず振り返ってしまった。

「寺院数No.1 あいち寺フェス ~buddaGIRI(ぶったぎり)ブッダが斬る新時代~」@本願寺名古屋別院

寺子屋ブッダに続き、仏教つながりでこういうのもあります。 愛知は寺院数No.1!らしく、愛知はTOYOTAもあるし、徳川家康が江戸→東京の反映につながっているし、、、でーらすごい土地だがや! 3/28-3/29に、お坊さんオールスター!が出る「寺院数No.1 あいち寺フェス ~buddaGIRI(ぶったぎり)ブッダが斬る新時代~」というイベント(フェス?)があり、そこに自分も出ます。自分はお坊さん枠ではなく、仏教リスペクト枠です(たぶん)。松本紹圭さんとの対談。なんだか久しぶりに話すので楽しみ!! https://aichi-terafes.info/ 3/28-29の土日でいろんな面白そうなイベント目白押しです。 <日程表> https://aichi-terafes.info/schedule/ ・東別院(真宗大谷派 名古屋別院)愛知県名古屋市中区橘2-8-55 ・西別院(浄土真宗本願寺派本願寺名古屋)愛知県名古屋市中区門前町1-23 ・崇覚寺:愛知県名古屋市中区橘2-6-37 ・日置神社:名古屋市中区橘1丁目3-21 この4会場で行われますので、ぜひ! ちなみに。 自分が18歳ではじめて熊本から東京に出てきたとき、 「美味しい!」ということを、「うみゃー!うみゃー!(美味い、美味い!)」と熊本弁で言っていたら、「稲葉くんって名古屋なの?」って言われたことあり、それ以降は熊本弁と名古屋弁との勝手な親近感を感じています。笑 (あと、熊本ではカッコつけている人を「しこる」というのですが、名古屋でもそういう言葉があるとか、当時聞いたことありますけどほんとうかなぁ?18歳の記憶です

ヘルシーテンプル構想 by.寺子屋ブッダ

寺子屋ブッダとのコラボで、こういう企画を進めています。 自分は、医療を補う場は【温泉、お寺、美術館】と、本気(と書いてマジで)思っています。なぜなら、自分の体や心がゆるみ、喜ぶからです。 お寺は、ブッダの教えを伝える場であり、同時に日本独自のコミュニティーや場を作るうえで重要な役割を果たしてきました。 お寺には掛け軸があり、水墨画があり、庭園があり、仏の教えとしての哲学・処世訓・倫理があり、、、つまり、日本の芸術も哲学も道の世界も建築学も、、、すべてはお寺が保存して伝えてきていたのでは、と思います。 コミュニティーが急速に失われている現在。 人々が集う場として、自分はお寺に大きな期待を寄せています。 現代医学では太刀打ちできない問題がたくさんある現在。 養生の場として、自分はお寺に大きな期待を寄せています。 紀元前5世紀に実在して生きていたゴータマ・シッダルタ(ブッダ・釈迦)は、この世界はすべて虚構である。わたしたちの五感が勝手に作り出している世界である。すべては変化するのだ。悩みすらも変化する。常に現実は変化し続ける(諸行無常)、自分も変化し続ける(諸法無我)。そのことを真の意味で理解し、俯瞰的に見る視点を常に保ち、その上で、自利利他で生きていきなさい、と、「犀の角のようにただ独り歩め」と、あらゆる方便を駆使して伝えています。 ということで。 Zoomというオンライン会議を利用して、仏の教えを愛する慈悲深い人たちがともに集う場を提案したいと思います。 バーチャルリアリティー空間で、日本全国、お寺の場所を超えて人々が集う。虚構空間であっても情報を伝え合えるからこそ、実体のある生

『兵庫県立横尾救急病院展』@横尾忠則現代美術館

『兵庫県立横尾救急病院展』@横尾忠則現代美術館(2020年2月1日(土)-5月10日(日)) ついに開幕。 オープニングにご招待いただき出席。 すごく面白い場になってる! 自分が渾身の思いを込めて図録の巻頭テキスト書きましたが、発売は3月頃みたいで、また改めて読んでください。 みんな偽医者、偽看護師、フェイクのコスプレしてて、なんだかスタッフみんなも楽しそうだった笑。 展示空間も秀逸! 横尾さんの原画からくるエナジーはすさまじく、無意識が活性化してソワソワザワザワして、たまらない! 横尾さんに頼まれて3/7土曜は講演しに行きます。近場の方はぜひ!横尾さんも喜んでくれる血湧き肉躍る話をしたい。 ■2020/3/7(Sat)(14:00-15:30):「健康学入門 ~宇宙船人間丸 創造マニュアル」@横尾忠則現代美術館(兵庫県神戸市灘区原田通3丁目8-307)(cf.『兵庫県立横尾救急病院展』2020年2月1日(土)-5月10日(日)関連企画) (→事前申し込みなし、定員100席(当日先着順))

旧ブログはすでに引っ越し済みの件

そういえば、、、 2019/12/26以降の記事は、 こちらのURL にブログが移行しています。(WIX側の都合でブログを完全に移行するらしく。。。) もし,旧ブログだけをブックマークされていた方は、「あら?12/26以降更新されていないけど、大丈夫?」と心配されていた方もいるようですが、その後も毎日のように何かを書いております。笑 左のタブの「Blog」をクリックすると、すでに新しいブログしか読めなくなっているのですが。。。 今後はこちらをブックマーク登録お願いします! https://www.toshiroinaba.com/blog-1

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