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FM軽井沢と、ねむり

3月29日(日) 11:30~ FM軽井沢のラジオに出まーす。新幹線で軽井沢駅に着くたび、駅にスタジオがあっていつも気になっていました。 軽井沢に来て、軽井沢病院前の初仕事? 20分ほどのロングインタビュー。 今後も定期的に出たいなぁ。

軽井沢の地元に根付くラジオですが、今はインターネットでどこでも聞ける時代。 日曜お昼。稲葉くんは元気してるかなぁ?と思ったら、ぜひ聞いて下さい~。




●【radio】2020/3/29(Sun)(11:30-11:50):KARUIZAWA Sunday Breeze(FM KARUIZAWA 77.5MHz)(guest:稲葉俊郎、メインパーソナリティー:清水とも子)(番組HP







 


自分は、1000メートルの軽井沢に住み始めて、毎日毎日、夜は泥のようにとろけるように寝ております。1000メートルは、人体に程よいようです。土と空の間。海と空の間。ほどよいバランス。 毎日毎日、朝起きるたびに生まれ変わって常に来世来世・・のような日々。

眠りとは、本来恐ろしいもの。 なぜなら、眠って朝に目が覚める保証は何もないからです。

赤ちゃんや子供が、眠る前にぐずったり嫌がったりするのは、体が眠りにつこうとしていることに不安を感じ、頭が抵抗するからだと思います。自分自身、子ども時代にそうして眠りに抵抗していたのをよく覚えていますので。

眠りは死の疑似体験のようなものなのです。

ということで、いま、社会にはしばしの眠り、休息が必要なのではないでしょうか。 生命の全体性にとって、起きているだけではなく眠りも必要なのです。 もちろん、眠りは死の疑似体験のようなものですから、すごい不安に駆られます。このまま目が覚めるのだろうか?と。今までの当たり前は、今後も続いていくのだろうか、と。 でも。だからこそ、目覚めた時に心身はリフレッシュするのです。心身が入れ替わり、リセットして更新される。日々を新しい1日として生き始めることができる。生命のすごい知恵です。

このことは、個人の生命ではなく、社会の生命にとっても重要なことだと思います。 1日1日を完結し、日々を新しい1日として生きなおし続けるためにも。

眠ることで、新しい人が目覚めるのですから。



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