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秋田2:「かみこあにプロジェクト」

September 9, 2019

秋田の二日目。

「かみこあにプロジェクト」という芸術祭を見に行く。ちょうど最終日だった。今回で8年目になるイベント。
(かみこあに=上小阿仁村、という名前、不思議な響きだけど、アイヌ語なのかなぁ?)

 

 

かみこあにプロジェクトとは
「かみこあにプロジェクト」は、秋田県北部に位置する上小阿仁村が取り組む、里山の魅力を発信するプロジェクトです。

現代アート・音楽・伝統芸能の3つの部門を軸にして、現代のアーティストたちによる表現が、上小阿仁村の人や風土、伝統と重なり、様々な風景を作り出します。2012年からはじまる「KAMIKOANIプロジェクト秋田」を含め、今年で8回目の開催になります。
2019年は、それぞれが作品を持ち寄り設置するだけでなく、期間中の滞在制作や公開制作をはじめ、「見る・聴く・食べる・つくる」に繋がるワークショップやパフォーマンスなどの活動を会期中に企画し、それぞれの部門を横断しながら、上小阿仁村で人々との交流を創出することを目指します。

■開催日程
​2019年8月10日(土)から9月8日(日) 9:00-17:00


 

 

 

限界集落となり、普段はあまり人もいない場所。

その壮大な自然の中にポツポツと集落があり、さらにそこに、時には自然界と異質な、時には自然界と調和したアート作品がちりばめられていた。

 

 

 

 

自然界では植物の圧倒的な力がある。
植物は宇宙と交信しているような形をしている。
果たして人間は、宇宙と直接交信できているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロージングイベントで、お坊さんでもある秋田を代表するレゲエバンド「英心&The Meditationalies」を見ることができた。地元の中学生の吹奏楽とのコラボが本当に素晴らしかった。

 

 

 

 


田んぼ中に線で作られた空間と人の祖型とのバランス。素晴らしい作品。

 

 

 

 

 

 


納屋の中に小さく無数の穴から光が差し込み、そこに番学(伝統芸能)のお面があった。

 


納屋の闇の中にレーザービームのように差し込む光。
この光が宇宙空間を貫通してやってきたと思うと、この納屋は宇宙空間の母胎であり、地球にやってくる光の道筋のように感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

秋田では、たくさんの素晴らしい作品群を見た。


人間は、創造して破壊し、さらに創造する。
それは、いのちが生まれて死に、さらに生まれるのと同じように。
死よりもほんのすこし生まれるエネルギーが強いから、生命は数十億年の流れを続けてきた。

 

 

アートや芸術を生み出しているのは人間だ。

人間は生きているだけで、あらゆる生命活動をしていて、わたしたちは生命の全貌を知らない。

でも、人間が生きる全貌、その全体性に貫通され、その感慨を持って生きることができれば、自分の魂は何者かにつかまれる。
魂はつかむものではなく、つかまれるものだ。

 

 

生きることにごまかしはいらない。
自分に嘘をつかず生きていく。
時には魂すらもむき出しにして。

そうすれば、生きる全体的な行為の中から芸術は果実のように自然に零れ落ちてくるのではないのかな。

 

植物が宇宙とダイレクトに交信しているように、
ひとりひとりの人間も宇宙とダイレクトに交信すればいい。
実際、人間は宇宙空間に浮かぶ地球に生きている。
この光すらも、宇宙空間の彼方からやってきている。

 

人が他者の顔色をうかがって生きるよりも、
人は宇宙全体の顔色をおうかがいして生きる方がいい。

 

そうすれば、人と人、その天文学的な組み合わせで織りなされる人間社会もおのずから変化し、それこそが芸術社会を生む母体になるのではないのかな。

 

 

 

秋田のみなさま、ありがとうございましたー!感謝!

 

 

 

 

 

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