top of page

原宿eatrip 食と対話と平和

原宿のeatripにて食事。

なんと素敵な食、食空間、しつらえ。

食ではみんなが食卓を囲む。同じテーブルにつく。

いま、求められているのはまさにこういうことだよなあ、と改めて思う。

多様性を認め、個を尊重するとき、その基礎には対話がある。

対話の前提には、みんながまず一つのテーブルにつくこと。

対話することは、相手の意見や存在を、尊重し受け入れること。

話を聞くことは、相手の意見に同意することになると勘違いする人もいる。だから対話を拒絶する。

ただ、それは違う。

対話では同意が求められているのではなく、受け入れ、尊重することが求められている。シンプルなことだ。対話の通路を壊さないこと。

対話を拒む場合、そもそも同じテーブルにつくこと自体を拒否している場合が多い。

食卓、食を囲むことには、象徴的な行為だと思う。 素晴らしい食と空間を創り続けている人は、それだけで平和活動に値すると思う。

 

そんな原宿のeatripを主催する野村友里さんが、総合ディレクションする、『#007 eatrip city creatures』 at Ginza Sony Park(2019年4月20日〜5月24日)

ちょうど、平成から令和をまたぐ時期の開催でもあります。自分もアドバイザーとしていろいろ関わっていますし、どこかでちょこちょこ出てきますので、ぜひこちらもスケジュールなどチェックください。

Ginza Sony Parkも見てきましたが、とってもかっこいい空間でした。楽しみ。

ちなみに。

Ginza Sony Parkのすぐ近くにある数寄屋橋公園には、

「若い時計台」という岡本太郎のパブリックアートがある。

昔、自分はよくここを待ち合わせ場所に指定したが(好きなので)、みんな知らなくて驚いたものだ。太郎さん、いまでも銀座でもにらみをきかせているんですよ。

bottom of page