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立花隆『宇宙からの帰還』(1983年)


立花隆『宇宙からの帰還』(1983年)

個人や所属という狭い視点だけではなく、「人間」や「宇宙」という視点で様々な事象をとらえることができれば、もうすこし発想が変わっていくのに、と思う。

歴史教育でも、人間の歴史だけではなくて、宇宙の歴史、地球の歴史、生命の歴史・・・そうした重層的な視点で歴史を学ぶようになれば、人間の位置づけは明確に知ることができるのにな、と。人間がある全体の中の部分の役割であるとしたら、部分と全体の関係性であったり、部分としての存在の役割というか。

立花隆『宇宙からの帰還』 ---------------- 「私の目の下では、ちょうど、第三次中東戦争が行われていた。 人間同士が殺し合うより前にもっとしなければならないことがある。」 (アポロ9号、シュワイカート) ---------------- 「対立、抗争というのは、すべて何らかのちがいを前提としたもので、同じものの間には争いがないはずだ。同じだという認識が足りないから争いが起こる。」 (アポロ7号、アイズリ) ---------------- 「宇宙空間に出れば、虚無は真の暗黒として、存在は光として即物的に認識できる。」 (アポロ14号、ミッチェル) ---------------- 「はじめはその美しさ、生命感に目を奪われていたが、やがて、その弱弱しさ、もろさを感じるようになる。 ・・・・ 宇宙の暗黒の中の小さな青い宝石。それが地球だ。 ・・・・ かくも無力で弱い存在が宇宙の中で生きているということ。 これこそ神の恩寵だということが、何の説明もなしに実感できるのだ。」 (アポロ15号、アーウィン) ----------------


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