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島を巡り、美を巡り、自分を巡る


直島→豊島→犬島。

最後に、また直島へ戻った。

直島に戻り、見ていなかった李 禹煥(リ・ウーファン)美術館へ。 〇△□ マル、サンカク、シカク。

石で繰り広げられる禅の公案の世界。 空間の中を歩くことは、すでに体が哲学しているみたいだ。

空が龍の鱗のように揺らぐ。

光が宇宙空間を貫通した証拠に天に穴をあけ、

深海の生物へも光を運んでいる証拠に海に穴をあけるように。

帰りは直島銭湯(大竹伸朗さん作の「I♥湯」)へ入った。中には巨大な象の像があり、海士さんとタコの壁画があり、床には春画があり、絶妙なバランスで作られた裸の楽園の銭湯。 すっかりと汗を流して、後ろ髪をひかれる思いで高松へと戻った。

直島銭湯 昼の表情

直島銭湯 夜の表情

疲れた頭をヒヤヒヤと癒し、疲れた体をユルユルとほぐし、疲れた心をコロコロと柔らかくし、

すっかり生まれ変わる旅だった。 島を巡り、美術を全身で体験し体感する。 このゆっくりと流れる時間こそが大事なのだろう。

島を巡り、美を巡り、自分を巡る。

未来の医療は、きっとこういう形のものになる。 いのちは、そうしたものを、栄養として活力源として求めている。

ベネッセの方々のホスピタリティーが本当に素晴らしく、そうしたことにも感動した。

教育をベースにした会社だからこそ。

人を育てることは、ほんとうに尊い。

直島の旅は、かけがえのない素晴らしいものだった。

お世話になった皆様、ほんとうにありがとうございました!


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