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汐留ミュージアム「河井寬次郎展」


河井寬次郎『美しいものしかない みにくいものはまよい』

汐留ミュージアムでの「河井寬次郎展」に行った。 ほんとうにすばらしい展示! こんなにセンスのいい人物が生きていたのだ!!と。

若い時の作品も、爆発する美がセンスと様式の中に閉じ込められて沸騰して生きているようなものばかりだったし、モノに対する海よりも深い愛と、同時にモノにへと執着しない両極的な生き方が、あますことなく展示の中で表現されていた。

自分の単著「いのちを呼びさますもの —ひとのこころとからだ」(アノニマ・スタジオ)の中でも河井寬次郎さんの存在に、われわれがいかに勇気づけられているか!、熱くあつく書いたのですが、やはり生の作品から迫りくる質感はすごかった。

陶器だけではなく、彫刻も木も家具も文章も書も、、、、すべてにおいて河井寬次郎は日本人最高の芸術家、美術家、アーティスト、美の探求者だなぁと、改めて。

9月16日(日)までなので、ぜひ行ってほしい!!

あと、京都にある河井寬次郎記念館(京都市東山区五条坂鐘鋳町569)も、建物からしつらえまで、何から何まで素晴らしくて悶絶卒倒しますので、ぜひ京都にいくときはいってほしい!

没後50年 河井寬次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―

河井寬次郎記念館 公式ホームページ

こちら自分が撮影した京都の河井寬次郎記念館

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饗応不尽

無数のつっかい棒で支えられている生命 時間の上を歩いている生命 自分に会い度い吾等 顧り見ればあらゆるものから歓待を受けている吾等 見つくせない程のもの 食べきれないご馳走 このままが往生でなかったら 寂光浄土なんか何処にあるだろう

河井寬次郎


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