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「天命反転住宅」(荒川修作)にて


ボディーワーカーの藤本靖さんが準備してくれた面白い企画。

荒川修作の「天命反転住宅」、ご存知ですか? いちど、ぜひ行ってみて体感してほしいです。

この住宅は、建築家の荒川修作さんが、「建築する身体―人間を超えていくために」という本を書き、山岡信貴監督による「死なない子供、荒川修作」という映画としも結実していますが、いまだに荒川氏の提示した問いがスフィンクスのように存在している、すごい建築であり住宅です。

「天命反転住宅」は荒川修作が残した巨大な謎であり、巨大な問いかけでもあります。

荒川氏は2010年に亡くなりましたが、彼の残した住宅は、いまだ三鷹に実在しています。そこで暮らしている人もいます。

彼は『建築』と『生きること』と『身体』と『死』の問題とを突き詰めていく中で、この「天命反転住宅」中にすべてを結実させています。

天才が残した謎多き面白い住宅、その中に入り住むことでこそ刺激され呼びさまされる身体感覚があります。

そこで行われる対話は、果たしてどんな感じに発展していくのか。

午前の第1部(11~13時)はすでに満員らしいのですが、

午後の第2部(14~16時)はまだ空きがあるようです!

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日時:6月2日(土) 二部入替制 場所:三鷹 天命反転住宅 3F 303号室

(第一部)11時~13時:

天命反転住宅で、子供の創造力に出会う” 

・天命反転住宅に出会った子供がどのような行動をとるかを観察

・大人と子供が一緒になって”遊び”を探索する

(第二部)14~16時 テーマ:”天命反転住宅で、子育てについて語る” 内容 :大人が子どもから学ぶという視点で、新しい子どもとの関わり方について、「身体」という視点から話し合う 募集 :15名程度 (先着順) 参加費:3千円 登壇者: *藤田一照さん(曹洞宗僧侶) *稲葉俊郎さん(東京大学病院循環器内科医) *小木戸利光さん(アーティスト、俳優) *山岡信貴さん(映画監督) *藤本靖(ボディワーカー、身体論者)

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なんと豪華なゲスト!

僧侶の一照さん、俳優の小木戸さん、「死なない子供、荒川修作」の山岡信貴監督も来られます。

場所がそんなに広いところではないので、あと数名くらいかもしれませんが、 ご興味ある人はぜひメールなどでお申し込みくださいませ=!!!

自分も久しぶりに行くのが楽しみ。 妻も子供も、調子よければ連れて行って、子供にも遊んでもらいたいな、と。 (もう少しで1歳になるんですが、毎日毎日つかまり立ちの練習をして、二足歩行に近づいています!)

実際の荒川修作(1936-2010年)さんの動画リンクもつけておきます。 建築家というより哲学者に近いですね。 白井晟一さんに近い存在。

こういう方々の抽象的な宿題を、ちゃんと受け取りたいです。 それこそが、いのちをつなぐ、ということなのかな、と。

ちなみに。

2016年の年末、三鷹天命反転住宅の中の黄色のドーム内ではじめて寝たとき、 そこで印象的な夢を見ました。

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星空を見あげ続ける夢。 視点の主体は土。

星は全体性の中で抽象的な意味や図形を示しているのだが、その図形を読み解けない。 それが自分の実力不足に由来する、ということも理解している。

星の一部は流れ星となり、動き続け、星全体のパターン自体も変わり続けている。 そうした星の全体性を見ている。

止まっている星がつくる静的な星の全体性と、動き流れ続けている星がつくる動的な星の全体性 補い合いながらひとつのシステムとして大きな意味を示しているのだが、 その意味するところを読み解けないでいる。 そこに未知の「意味」が潜んでいる、ということだけは分かっているのだが・・・。

その意味はもう少しで分かりそうだが、何か自分が関与する行為こそがその失われたピースになっているような自覚がある。 その間中、視点は定点として常に土にあり(土の中か?)、土全体から星全体を見上げている。 ----------

不思議な夢を見て、起きました。

現実を夢のように生きて、夢を現実のように生きることを、自分は大切にしています。

夢というイメージ体験こそ、それぞれの芸術の母体だと思うからです。

三鷹天命反転住宅 - 荒川修作+マドリン・ギンズ 東京都三鷹市大沢2-2-8

●イベントの詳細は、藤本さんのブログをご参照ください

●荒川修作 天命反転地 インタビュー

「死なない子供、荒川修作 [DVD]」荒川修作(出演),佐治晴夫(出演),山岡信貴(監督)

荒川修作さんと三鷹天命反転住宅(2017-01-04) ↑2017年の時に行ったとき。旧ブログの記事。なつかしい・・・・・

荒川さんの「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」は、そうした試みの一環して、住まいを創ったのだと自分は思った。 つまり、生を生成させていく住まい。 常に生きている実感を持つための住まい。 常に生きていることが求められる。 4つ足歩行も必要とされる。 天と地の軸をつなぐことも求められる。 天地の軸は、家の中では天井からぶらさげられる物体により、重力のラインを視覚で補正できるようになっている。 ちなみに、外の自然界では植物が天地軸を結ぶ役割をしている。木や草花を見れば、どんな傾いたところでも天地軸が分かる(もちろん、光に影響されるところも考慮に入れる)。 三鷹天命反転住宅の中は、自然の中のようにごつごつしていて、山の傾斜で野営せざるを得ないときに、山の起伏で寝ている時を思い出した。 そうした自然と文明との共存。それは都市部でこそ必要とされるものだ。 生と死との共存。それは人類全体が共有しているテーマだ。 いろいろなテーマが複合的に込められていると感じた。まさに荒川さんの人生という芸術作品の集大成だと自分は思った。

********************** 日時:6月2日(土) 二部入替制 場所:三鷹 天命反転住宅 3F 303号室 http://www.rdloftsmitaka.com/access/

(第二部)14~16時 テーマ:”天命反転住宅で、子育てについて語る” 内容 :大人が子どもから学ぶという視点で、新しい子どもとの関わり方について、「身体」という視点から話し合う 募集 :15名程度 (先着順) 参加費:3千円 登壇者: *藤田一照さん(曹洞宗僧侶) *稲葉俊郎さん(東京大学病院循環器内科医) *小木戸利光さん(アーティスト、俳優) *山岡信貴さん(映画監督) *藤本靖(ボディワーカー、身体論者)

司会:小室弘毅(関西大学准教授) 申込先:reversible.destiny.children@gmail.com (担当:岡村) (お申し込みの際には「一部」or「二部」どちらに参加希望かを明記ください。 本イベントに関するお問い合わせなどは全てこちらの連絡先にお願いします。 天命反転住宅への連絡はご遠慮下さいませ。)

<主催> 藤本靖(環境身体学研究所代表) 小室弘毅(関西大学准教授) 岡村心平(関西大学非常勤講師)

<共催> 関西大学(東西学術研究所身体論研究班) 荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所


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