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仏は常にいませども


熊本にすこし帰ってました。

地震で一部崩壊した熊本城。

熊本県民にとって、熊本城はまさに心の柱。

みんなで一丸となって作り直している。

壊れては作り、壊れては作り続ける。

その行為こそ、生きることそのもの。

人間の心の構造自体、生きているだけで日々そういうことが起きている。

そんな熊本城の石垣。

その崩れた石垣から、観音様が出てきた。

人の心の奥底には、どんな人であっても仏の心があるのだ、と言わんばかりに。

熊本城横の加藤神社にて。

実物を見たら、時空を超えて、時空が歪んで、思わず泣けました。

『仏は常にいませども 現ならぬぞあわれなる  人の音せぬ暁に ほのかに夢に見えたもう』 「梁塵秘抄」


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