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てんぐの巣

他の生きものを声を聴こうと思い、鳥箱を置いてみた。

そうすると、木や自然を観察するようになる。 そうすると、すでに木の上のほうに鳥の巣?のようなものがあることに気づいた、 調べてみると、「てんぐ巣病」というらしい。 巣のようでもあり病でもある、と。 昔の人が、「天狗の巣!?」と名付けたネーミングは素敵だ。








どうやら、「てんぐ巣病」は植物の病害の一種で、植物の茎や枝が異常に密生する奇形症状を示すものの総称。英語ではwitches' broom(魔女のほうき)というらしい。 日本だと天狗の巣に見えて、欧米では魔女のほうきに、見える。 てんぐ巣病は、菌類、昆虫、線虫、ファイトプラズマ、ウイルスなどが原因とのこと。 ある面からみると、植物の病気のようで奇形のようで、ある面からみると、植物と他の生物の共生の姿なんだろう。




昨今の状況は、人間にウイルスが寄生しているように見えるが、ある面からみると、ウイルスの生態系に人間が寄生しているともいえるのかもしれない。 その場合、天狗や魔女も、病も、見方次第だ、ということでもある。 こどものときの記憶がふとよみがえる。 桃太郎の鬼退治の話を聞いたときのこと。 なんで鬼が退治されるのか?ほんとうに鬼は悪者なのか?暴力以外の解決法は本当にないのか? と。 話し手?の誰かに問い詰めたんだけど、ポカーンとして何も答えてくれなかった記憶。自分としては屁理屈じゃなくて、本当に疑問に思ったときの記憶。 この感覚は、いまだにあるんだよなぁ。




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