

思わず小走りになる身体
午前と午後の合間の昼休みに、小走りで大学の生協に買いに行った。 小走りで本を買いに行くのは、小学生の時のジャンプやコロコロコミックと、村上春樹さんくらいです。 思わずニヤリニヤリ。ちょっと気持ち悪い人だったでしょう。 本は、このズッシリ感がいいんですよね。 ...


渋谷Bunkamura『ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』
渋谷のbunkamuraにて、天才絵師である河鍋暁斎の『ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!』(2017/2/23(木)-4/16(日))がやっています。 暁斎を知らない方は、是非是非、もう一生訪れないであろう空前絶後のチャンスを逃さず、見に行ってほしい! ...


国立能楽堂「七拾七年会」2日目
国立能楽堂に「七拾七年会 第10回記念公演」の2日目を見に行ってきた。 →(参考)1日目の感想記事(2017/2/21) 能「海士 懐中之舞」は武田宗典さんがシテをされた。 内容は、まさに『海士(海人、あま)』の女性が主人公。 ...


『伝統芸能の力を思い知る集い ~能、狂言、浪曲~』(主催:安田登)
能楽師の安田登先生主催の 『伝統芸能の力を思い知る集い ~能、狂言、浪曲~』 を見てきました。 最高に面白かった! 伝統芸能の力をまざまざと思い知りました!!!! →○イナンナの冥界下り 2017年01月24日 伝統芸能の力を思い知る集い...


ヤナーチェク Janáček
村上春樹さんの1Q84の中で「シンフォニエッタ」という曲が青豆の魂の扉を開ける重要な役割を果たす。 音は、そうして境界を飛び越えて魂の扉を開けることがある。 シンフォニエッタはチェコの作曲家ヤナーチェク(1854-1928年)、最晩年の管弦楽作品。...


国立能楽堂「七拾七年会」
国立能楽堂に「七拾七年会 第10回記念公演」を見に行ってきた。 1977年生まれの若手の方々で主催されている会。 自分もほぼ同世代なので、同じ世代が活躍しているというのは本当に嬉しい! 未来がどうなるかなんて誰にもわかりませんが、若い人たちが現代の新しい息吹を組み込みなが...


鶴岡真弓先生と井村君江先生
ケルトでの日本の著名な研究者は鶴岡真弓先生、井村君江先生。 鶴岡真弓先生はケルト芸術や文様の世界を、井村君江先生はケルトの妖精(fairy)の世界を研究されている。 お2人とも素敵な女性で、されている研究も、男社会の研究者の堅い常識にとらわれない自由で豊かな研究をされていて...


ケルティック 能『鷹姫』
Bunkamuraオーチャードホールにケルティック 能『鷹姫』を見に行った。 アイルランドの詩人であるイェイツは、能の戯曲『鷹の井戸』を書いていた、というのには驚いた。 イェイツ(William Butler Yeats,...


うつほ物語(宇津保物語)
大学の友人たちと行っている輪読会のため、うつほ物語(宇津保物語)を読んだ。 うつほ物語(平安時代中期)は、竹取物語と源氏物語をつなぐ重要な作品だと思う。 紫式部も、このうつほ物語を読んでいただろう。 「うつほ」は木の空洞の場所のこと。木の空洞(「うつほ」)で育った女性が主...


緑
光がきれいな日は、緑がきれいだ。 空気中の水分子が特殊な組成のとき、光が空間を美しく貫通する日。 そういう日はなんだか嬉しくなる。 若松英輔さんが染織家である志村ふくみさんの文章を紹介されていて、志村ふくみさんから「緑色」の本質を知った。...