

ISSEY MIYAKE AUTUMN WINTER 2017 Collection
ISSEY MIYAKEのAUTUMN WINTER 2017 Collectionの動画を見た。 Issey Miyakeは、今回も次元が違う美しさ・・・・。素晴らしすぎる。 自然界のオーロラのゆらぎの美の世界を、気品ある形で洋服に定着させるというのは、並大抵の技術ではで...


一条真也『儀式論』
一条真也さんの『儀式論』弘文堂 (2016/11/8)を読みました。 ----------------- <内容紹介> 「儀式とはなにか」を突き詰めた渾身の大著! 人間が人間であるために儀式はある! 結婚式、葬儀といった人生の二大儀礼から、成人式、入学式、卒業式、入社式と...


泉鏡花記念館 金沢蓄音器館
金沢での旅にて、いろいろな合間に村上春樹さんの「騎士団長殺し」を読みふけった。現実と小説が入り混じるくらいに深く。 金沢では、泉鏡花記念館にも立ち寄った。 というのも、春樹作品のmagic realismには、泉鏡花の世界と極めて近いものを感じていたからだ。...


金沢
循環器学会で金沢に行ってきた。 金沢は食が豊かで、文化や芸術や伝統工芸の層も厚く、素晴らしい都市だ。 加賀藩の前田家が江戸に住んでいた跡地が東大本郷キャンパスで、赤門もその名残だ。だから、いつも前田家とのつながりは感じてる。...


「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」東京国立近代美術館
千利休らが、お茶を飲む、という何気ない日常の行為を、「茶道」という宇宙哲学にまで高めて作り上げた。 そんな16世紀に、千利休が愛した樂家の祖である長次郎という人がいた。その長次郎によって創始され、450年間に渡り技術を継承し続けてきた樂焼という陶芸界の「流れ」がある。...


いのちの渇きを
3/12日曜は、自分が主催する日本最古の医学書『医心方』(984年、編集:丹波康頼、現代語訳:槇佐知子)の寺子屋勉強会の最終日だった。 1年間で年間計画を立てて、現代語訳をされた槇佐知子先生を講師にお招きし、全30巻(33冊)を1年間かけて読んだ。1冊につき500‐600...


原点
3/11放映のNHKの【SWITCHインタビュー 達人達】。 リアルタイムで見て頂いた方、有難うございました。 自分をNHKで見るのはなんともこそばゆい体験でした・・。NHKはCMがないので1時間の対談番組はかなり長いんですが、あっという間な気がしました。...


生きているからこそ
音楽家の大友良英さんとのNHKスイッチでの対談。 放映日が3.11であるのは、偶然ではない・・・。 一見平和で平穏な日々が流れている。だから音楽も聞けるし本も読める。演劇も舞台も行けるし、絵も見れる。 でも、こんなことをまったく感じることができないときもあった。感覚や感受性...


舞台芸術集団 地下空港『サファリング・ザ・ナイト』
伊藤靖朗(いとうやすろう)さんが脚本・演出されている舞台芸術集団 地下空港の『サファリング・ザ・ナイト』を観に行きましたが、本当に素晴らしかった!伊藤さん天才!移動参加型演劇って初めて体感した。 AI(人工知能)が進化した時代に人類がどういう関係性を結ぶのか、という現代的な...


人生の始まりは誰もが弱く脆い
ひとつの社会では、ルールや規則が何かを基準として作られるため、その範疇から外れてしまったり、対応できなかったりする社会的な弱者が作られてしまう。すべてのものはある面から見ると強く、ある面から見ると弱い。ものごとは常に両面性をもっているが、硬い社会制度から見ると一面的な弱い存...