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November 7, 2019

東北芸術工科大学で自分も出演するイベント。
岩井天志さんの思いをぜひお読みください。
ぜひ山形にお越しを!

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●サスティナブル、フェアトレード、オーガニックがつくる新しい「循環」のかたち/クリエイティブディレクター 岩井天志
https://www.tuad.ac.jp/gg/interview/273/

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■2019/12/1(Sun)(10:00-17:30):
『土と人 2019「循環」』Earth People 2019 [Cycle]:
 TALK(15:...

November 1, 2019

中津川浩章さんの個展「森の神話」@櫻木画廊に行く。
上野桜木。スカイザバスハウスのすぐ近く。

野生の狼が獲物を仕留めるときの動きのような、本能としか言えないような身体の動き。
描く行為が獲物に噛みつく本能的な動きになったとき、どういうストロークを描くのだろう。

何かを見る、わけではなく、漠然と見ているとき、頭と体は一体として機能としている。そうした身体の一体性が、不思議と絵の中から感じられた。

書道が、一筆のストロークの中に全エネルギーを(場合によっては全人生を)込めていくようなもので、そのとき、形や文字や意味を読み取るのではなくて、そこ...

October 26, 2019

間中ムーチョさんの絵本『にんげんさまへ』原画展を、海老原商店に見に行く。

『にんげんさまへ』の原画が、家の住人のようにこちらを見ている。

人間界のにんげんである自分は、正座をしながら、山の巫女的な存在のムーチョさんに絵本の読み聞かせをしってもらった。

リアルちびまるこちゃん!!のような漫画の世界から飛び出てきたような人、ムーチョさん。カオスあふれ出るパワーはすごかった。

自分も毎日子供に10冊くらい絵本の読み聞かせをしているので、自分も読み聞かせをしてもらって贅沢な気持ちになった。こどもも、いつもこんな気持ちなのかなぁ。

歴史ある建築でもある...

October 25, 2019

彫刻家の佐藤忠良さんが、美術の教科書「少年の美術」(現代美術社 1984年)に寄せた一文より。佐川美術館にあったものをメモした。

美術の役割について。
最後の一文の中に、忠良さんの思いが込められていると思う。

美術を学ぶ人へ  佐藤忠良

美術を学ぶ前に、私が日頃思っていることを、みなさんにお話しします。
というのは、みなさんは、自分のすることの意味ーなぜ美術を学ぶのかという意味を、きっと知りたがっているだろうと思うからです。

私が考えてほしいというのは、科学と芸術の違いと、その関係についてです。

みなさんは、すでにいろいろなことを知っているで...

October 24, 2019

能楽師、安田登さんプロデュース『小町花伝』@セルリアンタワー能楽堂を見た。

いろいろと自分の無意識が活性化される内容だった。

(劇団mizhenのmizhen「小町花伝」だけではなく、アフタートークの内田樹さん、藤原佳奈さん、安田登先生の鼎談。落語家の志のぽんさんの小噺まで鑑賞できたお得だった。)

舞台芸術を見る要素には大きく二つあると思う。


一つ目は芸。芸の質が高いと、その人の所作や言葉、振る舞いや一挙一動。そうした個人の芸に強く引っ張られて全体が映えてくる。例えば、玉川奈々福さんの芸達者は、いつどんな状況でも(たとえ風邪をひいていても...

October 21, 2019

『あの人に会いに 穂村弘対談集』毎日新聞出版 (2019)を読んだ。


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<内容紹介>

短歌のみならず、エッセイ、絵本、翻訳、書評、評論など多岐にわたるジャンルで活躍する気鋭の歌人である著者が、表現者となる前から作品に触れ、憧れていた表現者たちを訪ね、創作の根源の秘密に迫る対談集。

この世にこんな傑作があることが信じられなかった。溢れそうな思いを胸の奥に秘めて、なるべく平静を装って、その人に創作の秘密を尋ねることにしよう。(まえがきより)

〔もくじ〕
「よくわからないけど、あきらか...

October 19, 2019


病院や医療の場にもっと芸術を。

もしくは、芸術の場がもっと医療の場に。

スウェーデンでのホスピタルアート。


山本容子さんの「Art in Hospital スウェーデンを旅して」講談社 (2013)を読むと、
スウェーデンでは「公共構造物は建設費の1%をアートに使わなければいけない」という法令があり、だからこそ医療とアートが自然に融合しているようだ。
100億円の建設費だと、1億円はアートの費用として最初から計上する。

ホスピタルアートに関しては、クローズアップ現代でも特集された(「世界が注目!アートの力  健康・長寿・社会が変わる」(...

October 18, 2019

もう1か月前なので再度アナウンス。
11/3-4の連休はぜひ富士山の麓で抱かれませんか?!

医師である山本竜隆先生がされている未来の医療の形。
富士山が目の前にそびえる4万坪の自然!
未来の医療をすでに実践されている素晴らしい場。

ダイヤモンド富士山をここで見て、感動だったなぁ。

初日は華道家の辻雄貴さん、二日目は大倉源次郎さん!(能楽 囃子方 大倉流小鼓方十六世宗家)との対談もあるスペシャルイベント。

都会の喧騒を離れて、広大な自然の中で「おのずから」の力の中で、共にみんなで時間を過ごしたいと思います。
芸術や芸能の力、いのちの力を共に。

...

October 17, 2019

渋谷Bunkamuraのシアターコクーンでオイディプスを観劇。

ギリシア悲劇の古典中の古典をかなり大胆に現代的解釈で再編集し再構成していて、それでいて神話自体の本質からはぶれていなくて、素晴らしい作品だった。場面提示を巧みにシャッフルすることで、神話を現代ドラマのような舌触りで鑑賞できる。よくもまあここまで緻密にプロットを作れるな、と驚いた。

市川海老蔵さん、黒木瞳さん、森山未來さんが宣伝上では表に出ていたけど、脇を固める役者も凄腕ばかり。

ダンサーも多く、身体での無言のムーブメントが、非言語的な情感やムードを巧みに演出していて、見事だっ...

October 14, 2019

表参道のGYRE GALLERYで、「現代 アウトサイダーアート リアル ー現代美術の先にあるものー」(9月7日から10月27日まで)を見てきた。

こうしたピカピカの現代的なビルで、人間の魂をむき出しにしたような作品が見れること自体が、素晴らしい。

アウトサイダーアート(アールブリュット)に関しては、単著「いのちを呼びさますもの —ひとのこころとからだ」アノニマ・スタジオ (2017)でも触れた。

今回の展示にある「現代美術の先にあるもの」という表現が素敵すぎて、しびれた。

人間の本能、イメージ世界の根源にダイレクトに働きかける作品は、...

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